第6回W.K.S.Pアカデミー高崎クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、みやっきーです!
本日は中学生クラスに以前アカデミーに参加してくれていた仲間が帰って来てくれました(^ ^)
W.K.S.Pアカデミーはラグビーのプレーをコーチの意向で強制するものではなく、また一つ一つのプレーを一方的に見るのではなく複数の視点で考えることが後の「判断」に繋がるものとして、さまざまな練習やユニークなルールを導入するボールゲームで養っております。
局面局面でのベストな判断をプレー中に行うのと同じで、アカデミー生達にとってもこのW.K.S.Pアカデミーを自分のベストのために活用してくれることを期待しております。
ただラグビーに触れ合って楽しむだけでも充分な成長は期待できますが、さらに成長を求めるならば自分なりの目標やチャレンジしたいことを明確にして毎回の練習に来てくれると嬉しいです!
我々もまずはアカデミー生全員の名前を覚えることを目標にし、それはすぐに達成されたので次は先週の練習よりも内容の濃い練習にすることを目指してます。
いつも終わってからまっさんとタカと3人で振り返りをし、そして週のはじめには今週のアカデミーについてのミーティングをしております。
我々コーチも話し合うことでそれぞれの強みを活かしたコーチングを発揮することができ、それはすなわちアカデミー生達に満足してもらえる練習を構成することになります。
なので練習の中で皆さんと取るコミュニケーションはとてもとても重要なのですね。
皆さんの意見や考えが分かると練習メニューが組み立てやすくなり、コーチングの質も上がります。
そうすることで皆さんと一緒に我々コーチも成長できるということです(^ ^)
どっちがたくさん成長できるのか、この1年いい意味で競争しましょう!
では本日のレポートです。
■メイク2 v 1(まっさんレポート)
先週に続いて、3v2から2v1を作ることを目的としたドリルです。
小学生は1つ目のキーポイントである「空いた!コール」が先週以上に積極的に出ていました。
2つ目のキーポイントはトライラインに対し
「ストレートラン」をすることです。
意識的にストレートランに取り組む姿勢が見られ2v1が作れていたので目的は達成です!
その結果としてパスが繋がればトライに結びつくシーンも多く見られました。
これからどんどんパスの練習をすればパスも繋がるようになりますよ!
中学生はディフェンスが前に出てもOKとしたのでディフェンスに詰められてしまうケースも見られました。
どのタイミングでボールが欲しいのか、ディフェンスの状況を見てコールするとこもキーポイントとしました。
難易度は高くなりましたが、状況に合わせたアタックで2v1を作ろうとするチャレンジも見られました!
■ぐるぐる4 v 3(タカレポート)
このドリルはアタックの方が1人多い状態でディフェンスがタッチしたらコートアウトとなり、アタック側がさらに有利となります。
アタックテンポが早くても遅くてもディフェンスの数は変わりません。
なので、必ずどこかにスペースがあります。
ですが早いテンポで本来攻略できたところをできなくしてしまってるところがあるので、一旦落ち着いてどこにスペースがあるかを確認すること。
そしてボールキャリアの周辺視野とサポートプレーヤーの空いたコールでスペースを攻略しましょう!
■ボールゲーム
前パスありのオフサイドタッチはボールを持っている選手の動き以上にボールを持っていない選手の動きがとても重要になってきます。
360度どこにでもパスを出せるということは360度どこにでもポジショニングできるということですね。
しかしどこにでもポジショニングできるけど動きがなければディフェンスも動くことはなく、スペースを生み出すことはできません。
つまりボールを持っていないサポートプレーヤーが動くことでボールキャリアを存分にサポートすることができます。
ラグビーでよく言われるワークレート(仕事量)はボールを持っていない時の動きを指すことが多く、ワークレートが高い選手はチームでも信頼されることにつながりますので、例え無駄走りになったとしてもたくさん動き回ることを期待しております!
【次回のW.K.S.Pアカデミー太田クラス】
2022年5月26日(木)
場所:龍舞グラウンド
小学生:17時10分〜18時30分
中学生:18時50分~20時10分
本日の太田クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→ダイナミックストレッチ
→3列パス
2 メイク2 v 1
3 ぐるぐる4 v 3
4 ボールゲーム&タカトレ
5 振り返りの時間
W.K.S.P
Takashi MIYAKE