第33回W.K.S.Pアカデミー高崎・前橋クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、みやっきーです!
この3連休で成人式を迎えた方々、誠におめでとうございます。
アカデミーの卒業生も晴れて成人を迎え、SNS等で大人になった皆さんをちらほら見る機会がありました。
お世話になったラグビースクールや学校に挨拶に行ってる人が多かったですね(^ ^)
人生の節目節目でも良いので感謝の気持ちを自分なりに表現できる人になってくれることを引き続き期待しております。
何より一番身近な家族には恥ずかしさもあるかも知れませんが、全力の感謝を伝えて下さい。
さて、怒涛のラグビーシーズンに突入しましたが高校ラグビーと大学ラグビーはチャンピオンが決まって一足先に2021シーズンが幕を下ろしました。
優勝した東海大大阪仰星高校と帝京大学の見事な勝ち方、そして敗れはしたものの最後までスタイルを貫き通した國學院栃木高校と明治大学もあっぱれでしたね!
改めて質の高いラグビーに共通することは質の高い基本スキルであることを感じることが出来ました。
理にかなった戦術も使いこなすスキルが無いと宝の持ち腐れです。
でも基本スキルが徹底されていればどんな状況でも対応できることができます。
アカデミー世代の皆さんは徹底した基本スキルを高めるチャンスですから楽しみながらたくさん練習してほしいと思います(^ ^)
では、本日のレポートです。
■4列パス(タカレポート)
先週はアーリーキャッチをキーポイントとしてお伝えしました。
今日は最短距離というキーポイントをプラスにしてさらにクイックパスを意識してもらいました。
しばらく練習した後にチーム同士で多くパスできるかレースしますが、これはプレッシャーのかかる中でも目的であるクイックパスができるかどうかを見ました!
最短距離ではパスのスイングがへその上を通るイメージでパスするとできます。
それがパスしにくい場合は外側の腕を上に上げるとしやすくなります!
色々ポイントはありますが我流のやり方を編み出してクイックパスをやってみてください。
それを期待しています!
■コントロールアタック(まっさんレポート)
先週のドリルにディフェンスを1人プラスしました。
1人がインゴールバック、プラスされた1人はインゴールから直接ディフェンスできます。
アタックの1人目はまずボールを確保しないといけないのでディフェンスから目を離してしまう状態です。
そこでサポートプレイヤーがボールキャリアをコントロールできれば目的は達成です。
ポジションを伝えるためのコミュニケーションは今回も良く出ていました。
しかしそれだけではいつパスをしたらよいのかが分からず、最終的な判断はボールキャリアに委ねることになります。
ディフェンスがどこにいるのか前を見て、ボールキャリアに前進ができるのか、すぐにパスを放らせるのか、キープさせるのかをサポートプレイヤーが判断しボールキャリアに伝えることでボールキャリアをコントロールできます。
難しく伝えてしまっている部分もありましたが、早くパスして!などコントロールできているシーンもありました!
■ボールゲーム
本日もテントが立てられないくらいの強風でしたが、ハンズアップルールを採用してのボールゲームを行いました。
味方からのパスを胸でキャッチしてしまうとターンオーバーというルールでして、ハンズアップすることで胸キャッチを防ごうという狙いです。
ハンズアップはパスをする味方にとっても的になりますしいつでもパスを受けてくれる安心感が生まれます。
もちろん試合において胸キャッチをしたからといってトライが取れないわけではないですし、ハンズアップしていてもその通りのパスが来るとは限りませんが、キャッチ一つにとってもこだわりと言うか緻密なテクニックが最終的にはトライに繋がるという癖づけと思ってて欲しいです。
先週に比べると胸キャッチの回数もぐんと減りましたし、ハンズアップをすることで難しいボールにも反応できるようになりました。
さらにボールドロップさせるとノックオンでなくてもターンオーバーになりますので、良い一層パスの質だけでなくキャッチの質やボールを落とさずパスによって前進するスキルが身についてまいります。
それらを本日は強風の中でありながらも積極的にチャレンジできましたね!
【次回のW.K.S.Pアカデミー高崎・前橋クラス】
2022年1月19日(水)
場所:前橋市営グラウンド
小学生:17時10分〜18時30分
中学生:18時50分〜20時10分
本日の高崎・前橋クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→ダイナミックストレッチ
→ラダー
2 4列パス
3 コントロールアタック
4 ボールゲーム&マツトレ
5 振り返りの時間
W.K.S.P
Takashi MIYAKE