第23回W.K.S.Pアカデミー高崎・前橋クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、みやっきーです!
本日は館林市立南保育園さんにてラグビー教室を行ってまいりました(^ ^)
実は2年前から館林市の事業として市内の保育園や幼稚園にW.K.S.Pスタッフが訪問してラグビー教室を開催しております。
昨年はコロナ禍ということもあり全てがストップとなりまして、今年度も春に予定されていた活動が全て延期となりました。
しかし本日より延期されていた予定の全てが動き出しまして、2年ぶりの活動を再スタートすることが出来ました。
園児達とのふれあいはさまざまな面で純粋に感じることが多いです。
楽しむこと、喜ぶこと、つまらないこと、悔しいことなどなど。
つまりそれは我々のプログラムに対する純粋な評価でもあります。
コーチは選手と共に成長していかなければなりません。
成長というよりも選手や周りの雰囲気に合わせた指導が求められていて、どんな状況でも一定以上の満足と価値を提供するスキルが必要となります。
それって実はゴールはなく、月並みですがたくさん経験をしてこそ力をつけていくスキルなんですね。
アカデミー生もアカデミーという普段とは違う環境に飛び込むことで多くの刺激を受けております。
その中で自分と仲間が共に成長していけるようにラグビーを通じての学びをたくさん経験して欲しいと願います。
では、本日のレポートです。
■フットワークドリル
本日はスポーツ医科学チームの松原さんが参加してくださったので、冒頭のウォーミングアップをお願いしました。
どこをどう使って刺激を与えているのかを細かく説明して下さり、いつもやっているストレッチも考えてやることで効果はかなり大きくなりますのでただやるのではなく、理解をしてストレッチを行う癖をつけましょうね。
そして足が速くなる「フットワークドリル」をやりましたね!
足が速くなることに損はありません。
人と競わなくても良いので、今の自分よりもほんの少しで良いから足が速くなるようにこちらもコツを意識して取り組みましょう!
■3 v 2(まっさんレポート)
今週で2回目となるドリルではボールキャリアが戻る位置を決めました。
前回と違うのは常にボールキャリアが真ん中にいるわけではないということです。
例えば端にボールキャリアがいればどんな攻撃ができるのかなど、状況に合わせたポジショニングをすることで3人での攻撃が有効になりますね!
またサポートプレーヤーがポジショニングするだけでなく、ボールキャリアがスピードをつけて前進することでサポートプレーヤーがポジショニングしやすくなります。
それだけでなく、勢いのあるアタックはディフェンスにプレッシャーも与えることができるのでスピードのある攻撃はとても有効ですね!
ポジショニングとスピードをキーポイントとし、どちらのクラスもトライにチャレンジするアタックが多く見られました。
■スペースアタック(タカレポート)
アタック3人のうち1人はスクラムハーフになり、残った2人はトライを取るために自由にポジショニングします。
GoodなポジショニングとBadなポジショニングってなんでしょうか?
その違いは意図しているポジショニングであるかどうかなんですね。
何も考えずにただ立つだけでしたら状況を有利に運ぶことは難しいです。
ディフェンスの立ち位置やスペースに対して、自分の立ち位置を考えることでどのようにトライを取れるかを考えてポジショニングできたらそれはGoodです!
ポジショニングに決まった動きはないのでセオリーに囚われずに自由な発想でチャレンジすることを期待しています!
■ボールゲーム
ディフェンスはタッチをしたら次のフェーズまで参加できない、そしてアタックがターンオーバーになったら1人インゴールバックするというルールはアタックにとって不意にどこかのスペースが空きますのでチャンスです。
どこが空いてそのスペースにどうやってアタックするのかを仲間と共に判断することは春からずっとやってきていることでして、みんな理解とプレーの質が高まっております。
プレーの質を高めるということは判断の質を高めるということなのでたくさんのトライアンドエラーをボールゲームで経験して下さい(^ ^)
【次回のW.K.S.Pアカデミー高崎・前橋クラス】
2021年10月27日(水)
場所:前橋市営グラウンド
小学生:17時10分〜18時30分
中学生:18時50分~20時10分
本日の高崎・前橋クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→フットワークドリル(松原さん)
2 3 v 2
3 スペースアタック
4 ボールゲーム&タカトレ
5 振り返りの時間
W.K.S.P
Takashi MIYAKE