第30回W.K.S.Pアカデミー太田クラスレポート
アカデミーW.K.S.P アカデミーのコーチを務めます、みやっきーです!
太田クラスの皆さんも新年、明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いします!
いよいよ12日の日曜日からジャパンラグビートップリーグが開幕いたしますね!
僕はもちろんパナソニック ワイルドナイツ推しですが、その中でも個性豊かなキャラクターやパフォーマンスを持つ選手がたくさんいるだけにどの選手が出場しても勝利に貢献してくれることを期待しております。
ラグビーとは皆さんご存知の通りチームスポーツではあるのですが、やはり個々の質が高い方がチーム力は上がります。
では個々の質ってなんでしょうか?
基本スキルと言われるランニング、パスやキャッチ、タックル、ボールキャリー、ブレイクダウンなど背番号に関係のないスキルがとても重要です。
さらにそれぞれが持つ身体的特徴やフィジカルやフィットネスと言った運動能力が個々の質だと思います。
アカデミーの皆さんは、プレーにおける自分の強みを理解していますか?
得意なプレーと言った方がわかりやすいですかね。
この自分の強みを理解していることがとても大切で、それとは逆に自分の弱み(苦手なこと)も理解することが大切です。
強みは伸ばしてゲームの中で活かせるような工夫をしてもらいたいですし、弱みに対しては練習で克服しながら仲間に補ってもらうことも重要ですね。
さらに自分だけでなく仲間の強みと弱みも理解することで、チームとしてどういう戦い方をすれば良いのか、状況に応じて何を判断すれば良いのかが明確になります。
これはパナソニック ワイルドナイツの強さの秘訣の一つでもあると思うので、試合を見る機会がありましたら常に仲間同士で声を掛け合ってるシーンに注目してください。
声を掛け合うのはトップ選手だからできるスキルではありません。
誰しもができるスキルですので、恥ずかしがったり遠慮せず声を掛け合う努力を期待しています!
さて、本日のレポートで
■ジャンプ反応ダッシュ
クッション性のあるバーの真上に立って、まっさんの指示で体を進行方向に対して横に向けたり真正面にした状態で前後にジャンプします。
そしてどこかのタイミングでまっさんが笛を鳴らすと、ゴールに向かってダッシュすると言う反応形のドリルです。
誰よりも早くジャンプからダッシュに切り替えてほしいのですが、そのためにジャンプが疎かになったり中途半端にならないように注意して見ております。
しっかりジャンプをしている中で素早い反応からのダッシュを期待しています。
■クリエイトスペース(タカ)
昨日の前橋クラスでやった中身を少しシンプルにして、単純に2 v 2をやりました。
アタックはどこからスタートしてもいいですし、ディフェンスはそれに対応したポジショニングをとって始めるため、スタートの前から駆け引きが楽しめました。
状況に応じたスペースへのアタックを有効にしたいわけで、いわゆる状況判断が大切ということですね。
これはとにかく数をこなしてイメージと体験が経験によって歩み寄るものだと思いますので、思い切ったチャレンジを一回でも多くして欲しいです。
■引き算アタック(まっさん)
中学生は前進の勢いが非常に強かったので、継続が上手くいけばトライを取るシチュエーションが多かったですね。
一方で小学生は前進の勢いも継続の質も探り探りな場面が多かったので、トライに結びつきにくい感じでした。
と言うことは最初のフェーズの前進と継続の質がとても重要だということですので、早い準備とスペースを探しておくことを心がけましょう。
■ボールゲーム
今日は3分のゲームを何本か行いました。
3分って短い気がしますが、この3分間は動きっぱなしなのでかなりの運動量が確保できます。
しかもただ走るのではなく、寝て起きての動作やパス、キックなどラグビースキルを使っての3分間ですから真剣に行えばかなりの体力を使います。
そのキツイ中で今までやってきたスキルが活かされることをねらいにして、3学期はたくさんボールゲームを楽しんでもらおうと思っております。笑笑
本日の太田クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→じゃんけんすごろく
→ダイナミックストレッチ
2 SAQ
→ジャンプ反応ダッシュ
3 ラグビースキル
→クリエイトスペース
→4 v 4
5 ボールゲーム
6 お年玉抽選会
W.K.S.P
Takashi MIYAKE