第13回W.K.S.Pアカデミー熊谷クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、まっさんです!
本日の熊谷クラスは雨脚が強くなる予報だったため、60分の短縮開催とさせていただきました。
夕方まではパラパラ、もしくは雨が降っていない時間もありましたが、アカデミーの準備に取り掛かろうとした途端、バケツをひっくり返したかのような雨が降ってきました。
過去のアカデミーを振り返ってみても、稀に見る天候でしたね。
大きな水溜まりができるほどの雨でしたが立正大学さんのグラウンドは人工芝ということもありまして、芝がぬかるむこともありませんでした。
少しの雨であれば濡れることを避けようにしますが、今日はアカデミー開始前に自ら水溜まりに向かっていったり滑り込んだりと濡れることを楽しんでいるようでした^^
いつもより短い時間でしたが、テンポを上げ常に動いている状況を作ったので、内容の濃いアカデミーとなりましたね!
では本日のレポートです。
■ランダムディフェンス(みやっきーレポート)
コーチの合図から3秒以内にディフェンスよりも1人多い人数でアタックをすることを目的としたスキルです。
ラグビーにおいて数的有利な状況をいかに作るのかはとても重要です。
そして数的有利な状況はいつまでも待ってくれるものでは無いのですぐに攻めないと有利が有利で無くなってしまいます。
どの競技もそうなのですが、必ず同じ人数で戦います。
でもラグビーは原理原則に則る攻撃を仕掛けることが出来れば数的有利な状況を簡単に作ることが出来ます。
ただ、2人も3人もというわけには行きません。
1人多いシチュエーションが多くを占めるので、ほとんどのチームが2 v 1や3 v 2の練習を行います。
この状況をいかに作り出すのか、これがラグビーのおもしろいところですね(^ ^)
■フリーアタック(タカレポート)
2人目の動きによって状況が有利になるかどうかのドリルです。
サポートプレイヤーがスペースに移動することを目的とし、ディフェンスの動きを見たり、予測することをキーポイントとしました。
大抵の動きはできてますね!
ではボールが繋がらない場面が2つありました。
①前を向いてるボールキャリアはサポートプレイヤーの立ち位置が分からない。
→これはサポートプレイヤーがボールキャリアに立ち位置や何をしたいか情報を伝えてあげることで連携が取れますね!
②パスが届かない
→これはサポートプレイヤーがボールキャリアから離れているためサポートが間に合わないことがありましたね。
いつでもサポートできるように距離感を考えて移動しましょう!
■ボールゲーム(みやっきーレポート)
雨の中ではありましたが振り切ったテンションが気持ちを切り替えてくれて楽しくプレーが出来ましたね。
とは言え雨によりハンドリングエラーがいつもよりも多かったのと、今週よりタッチ2回で交代になるため攻守の切り替えが頻繁に行われました。
さらにグラバーキックによってカウンターのチャンスもあるなど整備されていない、すなわちアンストラクチャーの状態でのアタックがほとんどでした。
これはアタックにとってとてもチャンスであるということを理解して欲しいです。
もちろんアタックも整っていないのですが、ボールをもらえる位置にさえサポートプレーヤーがいれば整えすぎる必要はありません。
むしろディフェンスが整う前に攻めることを強くオススメします。
なので一つキーポイントを上げるならばリアクションスピードですね。
来週、さらなるリアクションスピードを期待してます。
【次回のW.K.S.Pアカデミー熊谷クラス】
2022年7月22日(金)
場所:立正大学ラグビーグラウンド
時間:小学生クラス/中学生クラス 19時00分~20時30分
本日の熊谷クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
2 ランダムディフェンス
3 フリーアタック
4 ボールゲーム
5 振り返りの時間
W.K.S.P
田仲 一正