第26回W.K.S.Pアカデミー熊谷クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、みやっきーです!
買い物でお店に行くとクリスマス商品に加えてお正月の商品もたくさん目にするようになり、いよいよ暮れの準備をしないとなー、って気持ちになりつつ今年も駆け込みで年賀状を書いている自分が想像できます。笑
アカデミーの練習でよく「準備が大事ですよ」と言っている自分が恥ずかしいのですが、追い込まれないとできない自分がいることも事実でして追い込まれてこそ力が発揮され結果に繋げることもしばしばです。
もちろん準備を怠って人に迷惑をかけてはいけないことが前提です。
明日はヨーロッパ遠征の第3戦となる日本代表対スコットランド戦がありますね。
この両チームの対戦は先日行われたアイルランド戦に続いてRWC2019を甦らせる再戦となりますね。
アイルランド戦、ポルトガル戦を経てこのスコットランドに対してどんな準備をしてきたのかが楽しみです。
メンバーも3戦全てでそれなりの変化がありますので、勝つことはもちろんなのですが2023年を見越してテストをしている段階かもしれません。
ワクワクドキドキしながらキックオフを待ちたいと思います!
では、本日のレポートです。
■タップキックGo!
先週同様に3 v 2から2 v 1にすることを目的に行いました。
トライを取るためには今の状況をどうすれば簡単にできるのかということを2 v 1という形で表現しております。
どうしても個人で勝負したり2 v 1が作れない場面が小学生に多くみられたので途中で再度目的に対する方法などを強調して伝えました。
ラグビーは頭を使って行うスポーツであるということ。
すなわち駆け引きや戦術(作戦)、判断が常に伴うということを理解してくれていれば嬉しいですね。
中学生はその辺りの理解が出来ていたのでゲーム形式で3 v 2を楽しんでもらいました。
■2ndフェーズ3 v 2(まっさんレポート)
先週同様のメニューとなります。
ディフェンスの動きを見ること、そして仲間とコミュニケーションをとることがキーポイントとなり、目的であるアタック全員が同じ方向に攻めてトライを目指しました。
どちらに攻めるのか判断するのはディフェンスがいない方という理解もあり、攻撃の方向もチームで統一しようとするコミュニケーションも増えました。
そしてこの判断が早く、攻撃のテンポをあげればディフェンスが戻ってくる前にスペースにボールを運ぶことができトライをとることができます。
このドリルは1つ前のドリル「2ndフェーズアタックレース」の延長なので、言うなればディフェンスとレースをするイメージですね。
スペースにボールを運ぶ方が先か、スペースを埋める方が先か。
ゲームにおいても相手の動きを見てどちらに攻撃をするかコミュニケーションがとれれば有効な攻撃が可能となり、そこにテンポが上がればディフェンスは後手に回りさらにチャンスが生まれますよ!
■ボールゲーム
中学生はまっさんに、そして小学生はタカと一緒にレフリーをしました。
小学生は1チーム5人が5チームあったのでテンポ良く総当たり戦を2セット行いました。
ボールと人がよく動くゲームばかりでしたので展開としては面白かったです。
しかしテンションが上がりすぎて何の意図もないプレーを無責任にやったり奇声に近い声を出して特定の仲間とだけ楽しんだりむやみに飛び込んだりと許容できる雰囲気の度を越していましたので注意をしました。
個人や特定の人はその世界に入って楽しいかもしれないけど、周りの仲間はしらけてたり引いてますよ。
チームスポーツである以上、チームで楽しんだり時には苦しんだりと何事も共有することが自分もチームも成長させてくれます。
あなたが成長することを心から期待するアカデミーであるけれど、あなたのためだけのアカデミーでないことを一人一人が認識してもらえるように、プログラムの工夫やアプローチの工夫をしてまいります。
【次回のW.K.S.Pアカデミー熊谷クラス】
2021年11月12日(金)
場所:立正大学ラグビー部グラウンド
小・中学生:19時00分〜20時30分
本日の熊谷クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→反応ゲーム
→ダイナミックストレッチ
2 タップキックGo!
3 2ndフェーズ3v2
4 ボールゲーム
5 振り返りの時間
W.K.S.P
Takashi MIYAKE