第32回W.K.S.Pアカデミー熊谷クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、まっさんです!
熊谷クラスの皆さん、明けましておめでとうございます!
今年も何卒、よろしくお願い致します。
皆さんはどんな冬休みを過ごされましたでしょうか。
明日からの3連休で冬休みの宿題をやり遂げるなんてアカデミー生もいるのかな^^
3連休が終われば3学期が始まります。
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうので、学校生活も私生活においても、充実した毎日を過ごして思い出をたくさん作ってくださいね!
楽しく過ごしてもらいたい一方で、新型コロナウイルスのオミクロン株が全国的に猛威をふるってまいりました。
これまでもマスクや手洗い、消毒などを取り組んできていると思いますが、本日参加してくださったスポーツ医科学チームの松原さんにあらためて個人でできる予防対策について丁寧に教えていただきました。
こまめに消毒することや、むやみに目や鼻、口を触らないこと、マスクは必ず鼻まで覆うこと。
また免疫力を落とさないために栄養や睡眠をしっかり摂ることや、少しでも体調に異変を感じたら勇気を持って休むことも大切であるということでした。
ラグビーに置き換えても言えることですが、自分にできることを全力で取り組んでいきましょう。
では本日のレポートです。
■4列パス(タカレポート)
クイックパスを目的としたドリルです。
素早くパスするという意味ですね。
試合の中でもDFからのプレッシャーがある中でいかに正確にクイックパスができるかが求められます。
そのためにはまずはアーリーキャッチですね。次に最短距離でのパス!
アーリーキャッチはハンズアップを相手側に向けるように腕を伸ばすことで早くキャッチでき、そのまま流動的にパスすることができます。
次にへそより下をスイングしないように、へその上を意識してパスすることで最短距離でのパスができます。
この二つの組み合わせによりクイックパスができます。
実際のボールゲームでもクイックパスが活かされた場面がたくさんあってグッドでした!!
■コントロールアタック
サポートプレイヤーにフォーカスを当てた2v1のドリルです。
サポートプレイヤーの役割は文字通り、ボールキャリアを支援することですね。
どちらのクラスもパスを要求するために自分のポジションを伝えるコミュニケーションがあり、またボールキャリアのスキルも上達しています。
とはいえ今回の目的はトライを取ることではなく、サポートプレイヤーがボールキャリアをコントロールすることです。
難しく考えてしまうと口数が減ってしまいましたね。
ボールゲームにおいてボールキャリアをコントロールしているシーンって意外と多く見られています。
例えばポイントを作ってほしい時は「Go!」や、外が余っている時には「早く外まで回して!」といった具合にボールキャリアをコントロールしているんですね。
自分のポジションを伝えるだけではランなのか、パスなのかの最終的な判断はボールキャリアに委ねることになります。
この判断をサポートプレイヤーがすることでボールキャリアは余裕をもってプレーをすることができますね。
少しずつコントロールする声掛けもありイメージは理解できていました!
次回はそのイメージを実際にプレーしていきましょう!
■ボールゲーム
前回のルールに、タカのドリルのキーポイントである「アーリーキャッチ」がゲームで発揮できるかの確認のため、味方のパスを胸でキャッチをしたらターンオーバーというルールを追加しました。
寒さで手の感覚がなくなり指も動かしにくいコンディションでもしっかり手を伸ばしたアーリーキャッチが見られました。
逆についつい胸でキャッチをしてしまう場面もあり、どういうときに胸キャッチをしそうになる?という問いかけに急にパスが飛んできたや予想していなかったときといった返答があり、どうすれば改善できるかを考えてもらいました。
準備ももちろん大切ですが、ボールキャリアをコントロールすることも改善策の1つですね!
僕は小学生クラスのボールゲームを担当しましたが、ボールキャリアをコントロールしているシーンもあり、ボールがよく動いている印象でナイスゲームでした^^
【次回のW.K.S.Pアカデミー熊谷クラス】
2022年1月14日(金)
場所:立正大学ラグビー部グラウンド
小・中学生:19時00分~20時30分
本日の熊谷クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→ダイナミックストレッチ
→ラダー
2 4列パス
3 コントロールアタック
4 ボールゲーム&マツトレ
5 振り返りの時間
W.K.S.P
田仲 一正