第8回W.K.S.Pアカデミー太田クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、みやっきーです!
先週末に群馬県小学生ラグビーフットボール大会が行われました。
もちろん昨日の前橋クラス、そして本日の太田クラスのアカデミー生も元気にプレーしてました。
昨日と今日「みなさんは試合に臨むにあたって何か目標はありましたか?」と質問しました。
「目標あった人??」
恥ずかしいのか、手を挙げて当てられるのを避けているのか分かりませんでしたがモジモジしてましたね。笑
それでも強引に聞いてみると、大半の生徒は目標を持って戦ったようですが数名は「ない」と答えました。
「では何のために試合したの?」となるべくイヤミにならないような口調で(多分)聞きますと「勝つため」という明確な答えを出してくれました。
「あるやん!」と、思いましたが、おそらく目標という意識からは程遠い「なんとなく勝つためかな」という感じでした。
ここでコーチとして、必ず選手には今やってることの先にあるゴールを明確にしなければならない事を改めて感じました。
ゴールといっても一つではなく、近いゴールから遠いゴール、小さなゴールから大きなゴールと様々あっていいと思います。
例えば「パスの練習をする理由は?」と聞くと「トライを取るため」と返って来ました。
必ずしもパスという選択がトライを取る方法ではありませんが、パスをしないラグビーの試合を見たことが無いのでパスというスキルは試合で勝つためにはとても重要になってきます。
だからいろんなパターンのパスの練習をし、そしてキャッチの練習も行うことで「ハンドリングの練習」とカテゴリーされていきます。
というように全てにおいてゴールがあって理由があります。
今やってることがゴールと繋がっているのか、もしくはゴールに対してそのスタートポジションでゴールまで繋がるのかをコーチは明確に理解させてなければ選手はモチベーションを持つことが出来なくなったり自信を持てなくなったりします。
「試合で勝つために何をしなければならなくてそれをどう練習に落とし込むのか」を出来るだけ具体的に、かつ連動性を持ってコーチングしなければただの自己満足になります。
そういった意味ではチーム活動ではないアカデミーにおいて、チームではなく個々にフォーカスをあてているのでより一層ゴールを明確にするのは難しいですね。
それぞれ所属チームが違ったり考え方が違いますからね。
だからこそやり甲斐があって、毎回子ども達からいろいろな刺激を頂いてます。
共に成長していきましょうね!
では本日のレポートです。
■アクティブウォーミングアップ
スペースを探すケイドロとダイナミックストレッチを行いました。
スペース探して走る走る!
■ミラーラン
反応系のドリルですね。
瞬間的な爆発力も必要ですが、素早く反応するためには姿勢など細かい注意点が必要です。
ナイスチャレンジ!
■ストレートラン(みやっきー)
「速いセット」と「Hot pass」をキーポイントに、ストレートランを丁寧に行いました。
ポールとポールの間を通るようにまっすぐにラン!
■2v 1,3v 2(タカ)
ストレートランをするためには「アグレッシブ」と「ポジショニング」の大切さをタカが教えてくれました。
アグレッシブに!
説明するタカコーチ
■クイックボールリスタート(まっさん)
2v2のミニボールゲームという感覚で行いました。
この後すぐにボールゲームになりますので、ボールゲームのブレイクダウンシチュエーションをイメージしながらプレーしました。
説明を真剣に聞くアカデミー生たち
■ボールゲーム
時間は少なかったのですが、獲得したい運動量やクイックボールリスタートに関してはチャレンジできてましたね!
一方でトライラックが雑だったのが少し残念でした。
少しずつステップアップしてますので、その度に足元をしっかり見直してどんどん成長していきましょう!
ルールを理解しましょうね!
アカデミー終了!笑
W.K.S.P
Takashi MIYAKE
本日の太田クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→ケイドロ
→ダイナミックストレッチ
2 SAQ
→ミラーラン
3 ラグビースキル
→ストレートラン
→2 v 1,3 v 2
→クイックボールリスタート
4 ボールゲーム
5 振り返りの時間
W.K.S.P
Takashi MIYAKE