第11回W.K.S.Pアカデミー太田クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、みやっきーです!
先週は開催の準備をしている最中に雨足が強くなってきて、ついには雷が鳴り出しました。
とてもじゃないけど準備ができる状態ではなく、さらにアカデミー開催中も雷雨が少し続く予報だったので安全に変えるものはないという判断のもとに中止(8/5に振替)させて頂きました。
2週間ぶりのアカデミーとなりましたが、その間に群馬県の警戒度も3に下がったことを受けて今週より太田クラスも通常開催に戻りました。
久しぶりに聞くカードータッチの音はどうだったでしょうか??笑
さて、本日より7月に入りました。
今年も半分が終わって残り半分です。
今日から後半戦といったところでしょうかね。
コロナ禍でのオリンピック・パラリンピックがもう目の前にやってきて、猛暑を経験しつつ夏の予定を立ててる人も多いのでしょうか。
予定は未定とよく言いますが、予定を立てることは大切ですよ。
目印になりますからね。
ラグビーだと相手の動きややってくることを予測するという言い方になりますが、予測することで準備することが明確になります。
ただし、相手も予測されていることを予測して裏をかくというのは勝負の世界でいう駆け引きです。
駆け引きの中で最も信頼できるのは瞬間瞬間で判断する力と、ぶれることのない高いスキルです。
それらは練習においてのトライ&エラー(サクセス)で身についていきますから、消極的にならず、されど丁寧にプレーをすることを期待しています。
そして少しだけ告知です。笑
W.K.S.Pの活動を多くの人にいろんな形でお届けするためにInstagramでアカウント作成しました。
@wksp2015
これまではホームページ、Facebook、Twitter、そして公式LINEを使用して情報を提供してまいりましたが、Instagramを導入することでリアルタイムでのシェアが強みとなります。
我々コーチもいつ撮られてるか分からない程よい緊張感が練習の質を高める一つの手法として活かせると期待しておりますので、そんなコーチの一面も含めて皆さんフォローしてみて下さい!
では、本日のレポートです。
■ワイドビュードリル(タカレポート)
これはその名前通り、視野が広げることを目的として取り組むドリルです。
四角形のうち1つの角(プレイヤー)は固定し、その角の両隣の角(プレイヤー)は長さをその都度その都度変えます。固定角の対角線上にある角は長方形もしくは正方形になるように動きます!
対角線上にある角(プレイヤー)が常に長方形、正方形になるためには両隣の角の動きを常にチェックする必要があります。
対角線上のプレイヤーが両隣の角を視野に入れるためには「へその向き」が重要になってきます。
へその向きを対角線上に向けるのです。
しかし片方に向けてしまうともう片方は見えなくなりますので注意です。
フィードバックしたあとに小中学生ともにへそを向ける意識はありましたが、途中で片方にむいちゃうところがあったので伸びしろがたくさんです!
視野が広いとプレーの選択の幅も広がるので皆さんの今後が楽しみです!!
■カウンターアタック(まっさんレポート)
アタック5人、ディフェンス4人でミニゲームをしました。
2回タッチをすればディフェンスの勝ち、1回目のタッチをしたプレイヤーは外に出ていきます。
アタックは2回の攻撃でトライをすることが目的です。
カウンターアタックなので1列に並んだアタックの後ろのスペースにボールを転がしてからゲームがスタートします。
人数はアタックの方が多く有利な状況ですが、一旦後ろに下がるためディフェンスによるプレッシャーがいつも以上にかかってきます。
理由としてはアタックが下がる時にディフェンスから目を離してしまうからかもしれませんね。
このドリルでのキーポイントは「ポジショニング」と「前を見る」こと。
下がりながらでもディフェンスがどこにいるのか、どこにスペースがあるのかを見つけることができれば突破口になりますね。
キックカウンターというプレッシャーのかかる局面でもトライを生むためにアタックはどんなプレーができるのかをとのドリルで磨いていきましょう!
■ボールゲーム
雨は上がっていたのですが午前中の雨の影響が大きく、所々で水溜りがあったりぬかるんでいる箇所がありましたね。
グラバーキックありのルールにどこまでの影響があるのかなって不安になりましたが、そこまで大きな影響はなく不安は安心に変わりました。
ただし今回のボールゲームの特別ルールはグラバーキックありではなく、むしろラグビーのルールなのですがアタック側のオフサイドのルールを排除したのでボールを前で待ってグラバーキックを受けることが出来ます。
ルール説明の時点では「よっしゃー!」って意気揚々に喜ぶアカデミー生が多いのですが、いざゲームが始まると慎重になって前で待つこともなければキックも蹴らないというのは少なくありません。笑笑
逆にキックを使うことが目的となってディフェンスがいてもお構い無しのキックの判断になることもあります。
ルールの中で何を判断してもオッケーなのですが、トライを取るための選択だけは見失わないようにしましょうね!
【次回のW.K.S.Pアカデミー太田クラス】
202年7月8日(木)
場所:尾島公園グラウンド
小学生:17時10分〜18時30分
中学生:18時50分~20時10分
本日の太田クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→スクエア鬼ごっこ
→ダイナミックストレッチ
2 ワイドビュードリル
3 カウンターアタック
4 ボールゲーム&体幹トレーニング
5 振り返りの時間
W.K.S.P
Takashi MIYAKE