第15回W.K.S.Pアカデミー熊谷クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、まっさんです。
先週の雨に続き、本日も朝から雨が降り続く中でのアカデミーとなりました。
しかしグラウンドには先週のような大きな水たまりもなく、グラウンドコンディション面から通常開催と判断致しました。
とはいえ冷たい雨で気温が低下し体温が下がると身体が思うように動かなってしまいますので、先週同様アカデミー生の安全を最優先に、また運動量が落ちることなくプレーの参加率を高めるためテンポを上げて行いました。
それでは本日のレポートになります。
■L字グラバーキック
先週は水溜りもあり思うように転がらなかったりボールが止まってしまう難しいコンディションでしたが、本日は思ったより勢いよく転がるシーンも多く、先週とは違った難しさがありましたね。
キャッチをする側もバウンドによってドリブルするのかキャッチをするのかなどの判断を楽しむことができました。
どのような形であれインゴールにボールを置けばトライになるので、いろんな手法を試して経験することも大切ですね。
思うようなバウンドにならない事もラグビーボールの特徴の1つなので、そういった部分も今日は楽しんでもらえたと思います。
■ナイスパス!アタック
先週までのルールを変更し、ディフェンスはコーチが指定したマーカーをタッチしてからのスタートとしました。
そうすることによって生まれるスペースをアタック側は瞬時に見つけ攻撃をする、そしてそのスペースを素早く埋めるディフェンスとの1v1です。
空いているスペースに走りこむスピードや、反応が早いディフェンスに対し逆をつくキレのあるステップなど、瞬間的な判断が良くなっていますね!
■サポートアタック
こちらも先週までとは違い、コーチが指定するフープにボールを置き、そこから指定されたマーカーにトライをするレースをしました。
レースに勝つためにはトライをするマーカーに対して最短距離でボールをもらうことがポイントとなりますが、ハンドリングエラーなどによってトライゾーンまでボールを運べないシーンも多く見られました。
今日のように雨の日にはより一層ベーシックなスキルを意識してプレーすることでハンドリングエラーを減らすことが出来ます。
レースというプレッシャーのある中で、より正確なプレーができるように、こういったドリルをたくさん経験をしてプレッシャーに慣れていこう!
■ボールゲーム
先週までのルールから、2人目のプレーが可能というルールを追加しました。
以前まではパスのみだった2人目が、ランが増えることにより攻撃のパターンが一気に増えましたね。
2人目のオプションが増えることによってディフェンスはラックサイドも見なくてはなりません。
その時にできたスペースにどうアタックを仕掛けるのか、またその空いたスペースをどうやって埋めるのかなど、その状況に合った判断をボールゲームで磨いていきましょう!
【次回のW.K.S.Pアカデミー熊谷クラス】
日時:2020年10月24日(土)
場所:熊谷スポーツ文化公園内 西第1多目的広場
小学生:13時50分〜15時10分
中学生:15時30分~16時50分
本日の熊谷クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→手つなぎ鬼
→ダイナミックストレッチ
2 L字グラバーキック
3 ナイスパス!アタック
4 サポートパスアタックレース
5 ボールゲーム&タカトレ
6 振り返りの時間
W.K.S.P
田仲