第39回W.K.S.Pアカデミー前橋クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、まっさんです!
まずは中学3年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます!
それぞれに色々な想いがある中での学校生活だったと思いますが、その中でも楽しい思い出をいっぱい作ったことでしょう(^^)
次のステージでもたくさんのことにチャレンジをしてほしいと思います!
前橋クラスは来週の21日が2022年度のアカデミー最終回を迎えます。
小学6年生の卒業式や小中学校の終業式が行われる週となりますね。
アカデミーの仲間とのラグビーを存分に楽しんで2022年度を締めくくりましょう!
では本日のレポートです。
■コール3v2(タカレポート)
ディフェンスの状況に合わせて最適解のアタックをコールする練習です。
「サポートプレーヤーがボールキャリアにコールをすること」を目的としています。
ディフェンスの位置が偏ったり、バラついたり様々なシチュエーションがある中でサポートプレーヤーが「ディフェンスを見て」ボールキャリアにコールをします。
「仕掛けろ!」「空いた!」でアタック陣はどのようにアタックしたいか統一できるのでコールの重要さがわかると思います!
■カウンターアタック
「サポートプレイヤーを使ってトライをする」ことを目的とした2回目のドリルです。
後ろに転がったボールを獲得することでアタックが始まるので、まずは誰がボールを拾うのかを「マイボール!」などのコールで決めることをキーポイントとしました。
誰が拾うかが決まれば残りのプレイヤーは「幅を広く立つこと」ができればディフェンスのいないスペースでパスをもらうことが可能となりますね!
先週に比べて役割が明確になるのが早かったので幅を広く使ったアタックが仕掛けられましたね!
広く立ったアタックはディフェンスにタッチをされるにしても後追いタッチとなりアタックの勢いが勝ります(^^)
一方でサポートプレイヤーがボールを目で追ってしまうシーンもいくつか見られました。
ボールの行方は気になると思いますが、ディフェンスの位置も気にしてほしい。
ボールキャリアもディフェンスも見える位置は、ボールキャリアよりも後ろに下がることですね!
ボールキャリアより後ろいれば視界が広がり、かつボールがもらえる位置にいるのでパスも繋がりやすくなりますよ。
■ボールゲーム
今週のルールは「ダブルタッチターンオーバールール」です。
週ごとにルールを変更していますが、それぞれのルールによってスペースの作り方やボールの運び方の考え方が異なってきます。
1週目の「前パスルール」では前のスペースも攻撃ができるので360度視野を広げること。
2週目の「ラスト2タッチルール」では1回目のタッチではプレーが継続されるのでディフェンスの裏に抜け出すスピードや孤立させないサポートプレイヤーの動きが求められます。
今回の「ダブルタッチルール」では、ダブルタッチをされるとタッチの回数関係なくターンオーバーとなります。
ディフェンスの間隔が狭い状況だとダブルタッチになるシーンが多くなってしまうのでディフェンスの間隔を広げるためにはアタックのラインをどうすればよいのか。
幅を広く使った攻撃や、テンポを上げてディフェンスが崩れた状態を作り出して攻撃するなど、これまでに得たスキルを存分に発揮してボールがとてもよく動いたゲームをどちらのクラスも展開していました!
ナイスボールゲームでした(^^)
【次回のW.K.S.Pアカデミー前橋クラス】
2023年3月21日(火)
場所:敷島緑地ラグビー場
小学生:17時10分〜18時30分
中学生:18時50分〜20時10分
本日の前橋クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→ダイナミックストレッチ
→アジリティ(松原さん)
2 コール3v2
3 カウンターアタック
4 ボールゲーム&マツトレ
5 振り返りの時間
W.K.S.P
田仲 一正