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第13回W.K.S.Pアカデミー前橋クラスレポート

W.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、みやっきーです!

 

先週は日本ラグビーフットボール協会公認のS級コーチ資格講習会に講師として参加しておりました。

 

このS級という資格は日本ラグビー界のコーチングにおける最上位の資格となります。

 

講習会もみっちり5日間行われまして、受講者の方々のコーチングに対する熱を講師をしながら感じた次第でした。

 

実は僕もS級コーチ資格の保有者でして、S級を持ってることで日本代表の監督になることもできます。

 

しかし資格を持っているからといってGoodコーチとは限りませんし、資格を持っていなくても選手を成長させるコーチングスキルを持っている人はたくさんいます。

 

さらに選手が求める指導者というのは人によってバラバラですから「正解が一つ」ではありません。

 

Goodコーチの条件としましては当たり前ですが選手の安全が優先されていて、次に選手を成長させるためにいわゆる「プレーヤーセンタード(選手が中心となって)」の考えのもとにコーチングができることを求められます。

 

その中で練習の目的(ゴール設定)やそれを達成するためのキーポイント、さまざまなアプローチやプロセス、スタイルがあり、練習の中身がどうだったのかという細かいレビューが講師からされていきます。

 

選手と一緒でコーチも現場でのコーチングをたくさん経験して訓練されて成長していきます。

 

 

ただ単にラグビーを漠然と教えるだけでは成長しません。

 

上手くなるには上手くなるための理屈を伝えて練習という形に変えることが大切です。

 

そんな偉そうなことを先週5日間は行なっておりました笑笑

 

なので引き続きアカデミー生も我々コーチが成長していく姿を温かく見守っていてくださいね!

 

 

では本日のレポートです。

 

■ランダムディフェンス(まっさんレポート)

 

 

先週の応用でアタックは3人、コーチの合図でコーナーを回ります。

 

ディフェンスの人数はコーチが1〜3人指定された人数でディフェンスをします。

 

 

目的は「空いているスペースに3人でボールを運ぶ」ことです。

 

3人でボールを運ぶので、まずはどこに運ぶのかを把握しないとボールは運べません。

 

なので3人が空いているスペースを見つけることがキーポイントの1つ目です。

 

これまでのドリルの成果もあり、「空いてる!」と言ったコールが良く出るようになりました。

 

 

しかしそれだけでは、どうやってボールを運べばよいか判断が難しいですね。

 

そこでどんな方法でボールを運ぶのかサポートプレイヤーが伝えることを2つ目のキーポイントとしました。

 

 

その場の判断が必要になりますが、どんな風にボールが欲しいのかを伝えることでボールキャリアのプレーに迷いがなくなり勢いが生まれますね!

 

3人がワンチームとなれば、ディフェンスにも大きなプレッシャーを与えることができますよ!

 

■フリーアタック(タカレポート)

 

このドリルはアタック側は1人目だけ固定し、2人目と3人目はフリーに立ちます。

 

 

それに対してディフェンス2人はコーチのコールする色に従ってディフェンスセットします。

 

3 v 2(3 v 1+1)の状況になりますが、目的を前のドリルでやった「3人でスペースにボールを運ぶこと」とし、スペースにボールを運ぶためのスキルとして、「ポジショニング」をキーポイントとしてあげました。

 

 

ここでは「有利な状況になれるように動くこと」を意味します。

 

 

有利な状況というのはフリーで動けるアタック側のサポートプレーヤーが、固定されたディフェンスのいない場所に移動することを意味します。

 

1 v 1よりも2 v 1、2 v 1よりも3 v 1の状況を作る。

 

 

そしてそれはボールが動き出してからも有利な状況を作るためのポジショニングを意識してボールキャリアをサポートすることで、「3人でスペースにボールを運ぶこと」を達成することができるようになってきます。

 

しかしサポートが浅いためにパスが後ろにいってしまったり、前に行きすぎてしまったりして有利な状況を作れていないことが課題であがりました。

 

次回はさらにポジショニングを工夫して有利な状況を作ってみましょう!

 

■ボールゲーム

 

 

いつもよりも限られた時間ということもあり、少しでもプレータイムを確保するためテンポを優先しました。

 

 

待っているチームはタカによるグラバーキックスキルで技を磨いてボールゲームに参加してくれたので、ゲーム中の積極的なグラバーキックはタカのスキルが大きく影響でておりました。

 

 

グラバーキックと言ってもショートからロング、自ら取るのか仲間に取ってもらうのかなど様々です。

 

 

前提として裏にスペースがあることですが、裏だけでなくチャージされないようにボールキャリアの目の前にもスペースがあることも重要です。

 

 

判断ができる、そしてそれに伴うスキルが身についている。

 

今後はこの2つを欲張って磨いていきましょう(^ ^)

 

 

【次回のW.K.S.Pアカデミー前橋クラス】
2022年7月12日(火)
場所:敷島緑地ラグビー場
小学生:17時10分〜18時30分
中学生:18時50分~20時10分

 

本日の前橋クラスの練習メニューです。

 

1 アクティブウォーミングアップ

→ダイナミックストレッチ

2 ランダムディフェンス

3 フリーアタック

4 ボールゲーム&タカスキル

5 振り返りの時間

 

W.K.S.P

Takashi MIYAKE

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