第11回W.K.S.Pアカデミー前橋クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、みやっきーです!
今日のウォーミングアップはタカとみやっきーで行いました。
タカはいつもまっさんがやってるメニューをベースにオリジナリティも加えてダイナミックストレッチの目的の中にも新しい刺激があったのではないでしょうか。
また本日よりボールゲームではグラバーキックをルールに導入しましたので、僕が担当するウォーミングアップではグラバーキックの基本的なテクニックを行いました。
グラバーキックとはラグビーでいうゴロキックのことですが、なるべく縦回転させることが望ましいです。
さらにラグビーボールはどこに跳ねるか分からないという特徴があるのですが、グラバーキックは比較的コントロールがしやすかったりバウンドするタイミングが読みやすかったりとパススキル同様に誰しもが手に入れておきたいスキルでもあります。
埼玉ワイルドナイツの堀江翔太選手のように(^ ^)
また対面で行うので、バウンドしたボールを取るというのもキャッチの練習になりますからお得な練習ですね。
キックは難しいですが、楽しくできるというのもウォーミングアップに最適ですので、ラグビースクール等のウォーミングアップにもぜひ導入してもらいたいですね。
では本日のレポートです。
■コール2 v 1/3 v2 (タカレポート)
ワイドアタックを目的としたドリルです。
真ん中に1列並んだ状態でスタートします。
そこからアタックとディフェンスが分かれ、小学生は2 v 1を、中学生は3 v 2が始まります。
アタックの方が数的有利ではありますが、立ち位置が固まるとボールを動かせる範囲が狭くなり、ディフェンスからすると守りやすいですよね。
逆にボールを動かせる範囲を広くするには、タッチラインからタッチラインまで目いっぱいスペースを使うことですね。
広く使うことで、ディフェンスのスライドが追いつかないケースだったり、スペースはどこにあるかを確認しやすくなります。
アタックの立ち位置もこだわってさらに有利な状況を作っていきましょう!!
■ウォッチアタック
まっさんのドリルに少しディフェンスにアレンジを加えました。
3人のディフェンスが手繋ぎ鬼のように手を繋ぎ、コーチのコールによって手を繋ぐ人数が変わります。
アタックは3人で攻めるのですが、ディフェンスがどんな状況なのかを把握して、目的である「情報を伝える」ことを強く実行してもらいたかったのですが、把握していても伝えることの迷いや薄さがありましたね。
「空いてる」「こっち」など言えるようにはなっていますが、さらに具体的な情報を伝えることが大切です。
特に今回はディフェンスが手を繋いでいるので当たり前ですが機敏な動きが制限されます。
そういったことも予測してプレーすることでプレー中の情報の整理がしやすくなりますね。
サポートプレーヤーが放つ情報は、ボールキャリアを楽にするだけでなく自分がボールをもらうためのコントロールも出来るので、積極的に様々な情報を伝えましょう!
■ボールゲーム
ウォーミングアップでもやったグラバーキックをボールゲームにも導入しました。
キックOK!
これだけでアカデミー生たちはテンション爆上がりです!笑笑
しかしキックはトライを取るための手法の一つにしか過ぎないので目的にならないようにしましょうね。
蹴りたいから蹴る、ではなくスペースがあるから蹴る。
これが大事です。
さらに言えば自らが再獲得するのか、もしくは仲間が再獲得するのかによってもキックの質は変わってきますので、蹴ったボールを必ず誰かが再獲得に行くことも加えさせて頂きます(^ ^)
【次回のW.K.S.Pアカデミー前橋クラス】
2022年6月28日(火)
場所:敷島緑地ラグビー場
小学生:17時10分〜18時30分
中学生:18時50分~20時10分
本日の前橋クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→ダイナミックストレッチ
→グラバーキック
2 コール2 v 1/3 v 2
3 ウォッチアタック
4 ボールゲーム&タカトレ
5 振り返りの時間
W.K.S.P
Takashi MIYAKE