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第34回W.K.S.Pアカデミー熊谷クラスレポート

W.K.S.P アカデミーのコーチを務めます、みやっきーです!

 

今月よりラグビースキルのメニューが一新されまして、アカデミー生にとっても新しい刺激になると思います。

 

ラグビースキルでは大体、月ごとにメニューを変えてまして、まっさん、タカ、そしてみやっきーがそれぞれ担当しております。

 

ある程度のテーマは僕の方から2人にオーダーしてますが、中身はまっさんもタカも一生懸命に考えてくれています。

 

メニューを考えるにあたり「目的」と「キーポイント」を必ず設定することを約束としてます。

 

目的をゴール設定とも言うのですが、ゴールが無いと何を目指しているのか分からず練習をすることになります。

 

例えば陸上で考えてみましょう。

 

スタートラインに立ちました。

 

しかしゴールが設定されていません。

 

100m走るの?400m走るの?いやいやマラソンなの?

 

ゴールが明確だからこそスタートからゴールまでの道のりをどう走るのかを考えます。

 

ラグビースキルも一緒で、パスの練習をするにしても何のためのパスの練習か明確で無いとイメージも湧かずにただパスをしてるという、ある意味で無駄な時間を過ごすこととなります。

 

さらにそのゴール設定はゲームをイメージできる、そしてゲームに役立つゴール設定で無ければ意味がありませんね。

 

続いてキーポイント。

 

これはゴールに導くための鍵となります。

 

この鍵を使うことでゴールへの扉が開かれますから、ゴールと全く違う鍵を渡さないように気をつけなければ行けません。

 

と、このようにコーチ同士でメニューを出し合ってコーチ同士も互いに刺激を受けるように心がけてます。

 

ですからアカデミー生の皆さんはラグビースキルで理解が難しい時や「こうした方がおもしろい」というようなアイデアがあったらどんどん教えて下さい。

 

皆さんから学ぶチャンスを我々も待ってますので!笑

 

 

 

 

さて、本日のレポートです。

 

■反応ダッシュ(レポート:まっさん)

 

2月のSAQは反応ダッシュです。

 

笛の音でスタートをしてコーチが腕を左右どちらかに上げ、その方向にステップを切りマーカーでダウンアップをしてダッシュをします。

 

このドリルでは反応を素早く、そして加速減速を繰り返すため、キーポイントは前(指示を出す人)を見る、そしてスピードコントロールです。

 

ダッシュをするためには頭を下げて低い姿勢をとれば早くなりますが、反応するためには下ではなく前を見ながらダッシュをしましょう。

 

そしてはじめの加速、方向転換の際の減速と加速、ダウンアップ前の減速、起き上がってからの加速をコントロールすることはラグビーにおいてもとても重要になります。

 

様々なシーンで役に立つので、ただのアップにならないように全力で取り組みましょう^ ^

 

 

 

■スクエアタッチ

 

一生懸命になりすぎる故の落ち着いてプレーしてほしいことが2つありました。

 

一つ目はボールキャリアです。

 

目の前にトライができるチャンスがあるのでどうしても気持ちが先行してしまって飛び込みたくなる気持ちは理解できますし尊重したいのですが、このドリルではトライをする場所が一つでは無いので確実にトライができるスペースを探して欲しい狙いがあります。

 

なので余裕を持ってトライができるアタックを心がけて下さいね。

 

もう一つはディフェンスです。

 

四角形の中に入ったり仲間のサポートに行くためにショートカットする事は、ラグビーにおけるオフサイドを示しています。

 

これもなんとか止めたい気持ちが先行しているのでしょうが、反則は反則です。

 

反則してしまったら、その分を仲間がカバーしますのでチームにかかる負担が大きくなります。

 

ルールの中で目的が達成される喜びを今の時期から体験して下さい。

 

 

 

■アクセルアタック(レポート:まっさん)

 

3v2の状況からトライを狙います。

 

ルールとしてボールキャリアがディフェンス2人にタッチ(ダブルタッチ)をされるとディフェンスの勝ちになります。

 

また、1度タッチをされたプレイヤーはトライを取れないことが条件なのでサポートプレイヤーの動きも重要ですね。

 

1度タッチをされてもプレーは継続するので、スピードを落とししまうと2人目のディフェンスにタッチをされてしまいます。

 

ディフェンスが前にいるので減速してしまったり、1度タッチをされたからといってプレーをやめてしまう状況も見られました。

 

このドリルのキーポイントを突破とフォローとしています。

 

ディフェンスの裏まで走り抜ける突破ができればサポートしてくれる味方にパスが通りトライが生まれましたね!

 

タッチされることがミスではないので、減速せず一歩でもトライラインに近づけるように突破していきましょう!

 

■ハンドリング4 v 3(レポート:タカ)

 

1番外側にスペースがありますので如何にそこにボールを運び前進できるか。

 

前進するためには「ストレートラン」と「ホットパス」をキーポイントとして掲げました。

 

一人一人のアタックがきちんとストレートランすればディフェンスを引きつけられます。

 

最初から斜めに走っちゃったり、早めにパスしちゃうとディフェンスが流れちゃうので、ストレートランが効果的だと理解できます。

 

ディフェンスよりもアタックのほうが数的有利な状況にあるときはこのドリルが活きます!

 

■ボールゲーム

 

ラストタッチはダブルタッチで。

 

僕がレフリーをしていた小学生は、ルールを理解してるもののどうしてもダブルタッチされて終わってしまう傾向にありました。

 

まず、ディフェンスが頑張っていた事は評価出来ますね!

 

2人でタッチしないとボールを獲得できないので責任感が生まれます。

 

一方でダブルタッチされやすい場所とされにくい場所のイメージはありますか?

 

また、ダブルタッチされないようなプレーのオプションは持ってますか?

 

ヒントはまっさんのドリルにあります。

 

プレー中のコミュニケーションやリアクションは非常に良くなってきた熊谷クラスです。

 

さらにイメージをいろいろ持ってゲームに臨むとより一層楽しくプレーが出来ると思います。

 

 

 

 

本日の熊谷クラスの練習メニューです。

 

1 アクティブウォーミングアップ

→ペア鬼ごっこ

→ダイナミックストレッチ

2 SAQ

→反応ダッシュ

3 ラグビースキル

→スクエアタッチ

→アクセルアタック

→ハンドリング4 v 3

4 ボールゲーム&タカトレ

5 振り返りの時間

 

W.K.S.P

Takashi MIYAKE

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