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第33回W.K.S.Pアカデミー熊谷クラスレポート

W.K.S.P アカデミーのコーチを務めます、みやっきーです!

 

本日はタカと一緒に深谷市にお邪魔して2件の人権学習を行いました。

 

1件目は上柴東小学校の全校生徒(前半:低学年、後半:高学年)を対象に、デフラグビー(聴覚障がい者ラグビー )についてを話してくれました。

 

講話の後、代表として数十名の児童が耳栓をつけて言葉も発しない状態での円パスを体験しました。

 

これは耳からの情報を一切遮った状態を作ってパスを回すというものですが、途中でタカがタオルを振り回して合図を送ると逆回りになるというルールがありました。

 

円になっていますので、タカの合図が見える児童と見えない児童がいるのですが、見えない仲間に対してどう発信するのかを体験するものでした。

 

その他にも各チームの代表1名がタカのところに集まって、ホワイトボードに書かれた内容をチームの仲間に声を出さずに伝えて円パスを行うというものでした。

 

ホワイトボードには例えば「右回りに20回パスをして終わったら全員座る」という内容が書かれていました。

 

代表者は声以外の手段を使って仲間に伝え、他の仲間はなんとかそれを理解しようと一生懸命に読み取っていました。

 

普段ではなかなか経験できないコミュニケーションが、互いを思いやって行われていたのが良かったですね。

 

続いて午後に行った人権学習では、熊谷市人権擁護委員協議会深谷支部会の皆様に向けたものでした。

 

「個性を知り、尊重すること」をテーマに展開されました。

 

こちらは大人の方だったのですが、真剣な眼差しに学ぶことに年齢は全く関係ないということを再認識できました。

 

こうしたラグビーを通じての交流や活動ができるのは、我々にとってスキルアップするチャンスです。

 

アカデミー生の皆さんもラグビーだけでなく、学校や私生活でなるべく友達、仲間、家族と触れ合う機会を持ってほしいと思います。

 

 

 

 

さて、本日のレポートです。

 

■ビジョン鬼ごっこ

 

みんなの頭の中にはキーポイント(予測と反応)とどう動けばどうなるのかというルールを関連させたイメージがありましたので、少しプレータイムを長くして行いました。

 

終了の合図の時にはいい感じに肩で息を切らせていましたね!笑

 

キツくなればなるほどプレーの精度も落ちますし、さらに視界が狭くなってきます。

 

この感覚って絶対に持っておいた方が良いんですよね。

 

だからトレーニングするっていうのもあるのですが、そうなった時に次はどの武器を使うのかという引き出しを活用する、もしくは増やすという成長に繋がりますので。

 

予想通り、良い感じでクロージングできました!

 

 

 

■クリエイトスペース(レポート:タカ)

 

2 v 2を始める前に「打ち合わせ無しでチャレンジしてもらいます」と伝えたので、小学生も中学生も打ち合わせ無しでどんどんチャレンジしてもらいました。

 

中学生の場合はスペースアタックからスペースを作り出し、空いたところに2人目がコールとフォローによるサポートでトライを取るという成功のイメージを多く持っている印象でした。

 

が、その一方小学生は成功のイメージがもやもやになっていて、スペースアタックに仕掛けるもランニングスピードがなく、止められてしまうパターンが見られました。

 

失敗の繰り返しで萎縮してしまってそれがプレーに出ていたのかもしれません。

 

失敗しても全然大丈夫ですし、次はどうやったら成功するか、そのために練習がありますので。

 

フィードバック時に、スローアタックだとDFにとってはディフェンスしやすいか?

どんなアタックからトライを取れるかと問いかけました。

 

多くの方が理解できていたようなのであとは実践あるのみですね!

 

■引き算アタック(レポート:まっさん)

 

このドリルも今日で4回目となりました。

 

ブレイクダウン3秒ルールを導入し、さらにスピーディーな展開が見られました!

 

キーポイントの前進をする事で目的であるトライに1歩でも近づき、さらに継続することで相手の人数を減らしチャンスが広がりますね。

 

この早いテンポで空いているスペースを見つけられ、そのスペースに対してボールを運ぶことができているか。

 

それらを判断するのはボールキャリアだけではありません。

 

キャリア以外のプレイヤーがどうサポートするかで判断するオプションが増えてきます。

 

ボールキャリアをコントロールするようにサポートをするともっと有効な攻撃ができます。

 

とはいえ、アタックに参加している選手が前進するために前を向く意識はとてもよくなってました!

 

 

■ボールゲーム

 

小中学生ともに、テンポと勢いあるアタックに対してディフェンスでも頑張っていた印象がありました。

 

ですのでディフェンスに負荷をかけるルール(ダブルタッチはどちらもパンケーキ)を採用して2回目のゲームを行いました。

 

プレー中に良く仲間に声をかけるシーンも見られましたので、たった2~3分のゲームですが熱のこもった内容になっていました。

 

さて、来週から2月に入ります。

 

まだまだ成長できるチャンスはたくさんありますから目の前のことを疎かにせずに頑張っていきましょうね!

 

 

 

 

本日の熊谷クラスの練習メニューです。

 

1 アクティブウォーミングアップ

→ペア鬼ごっこ

→ダイナミックストレッチ

2 SAQ

→ジャンプ反応ダッシュ

3 ラグビースキル

→ビジョン鬼ごっこ

→クリエイトスペース

→引き算アタック

5 ボールゲーム

6 振り返りの時間

 

W.K.S.P

Takashi MIYAKE

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