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第33回W.K.S.Pアカデミー太田クラスレポート

W.K.S.P アカデミーのコーチを務めます、みやっきーです!

 

昨日と今日、太田市にあります旭小学校の5年生に向けたタグラグビー教室を行いました。

 

よく学校の体育授業でタグラグビー教室をさせて頂くのですが、いつもみんなに伝えるのは「タグラグビー選手になってもらいたいや、ラグビー選手になってもらいたいと言うのではなく(なってくれたら嬉しいけど。笑)ラグビーの魅力や大事にしている根幹を伝えたくてやってきました」と、言うことです。

 

どういうことかというのは『大切なこと』というタイトルのボードに書かれていることが全てです。

 

 

団体競技の中でも特にラグビーは仲間との信頼関係が大切です。

 

それはボールを持っている人に対してサポートする人は原則、後ろからではないといけないからです。

 

前にパスが投げれない、前から来る相手を妨害してはならないというのが大きな理由です。

 

つまり孤独になりがちなボールキャリアに対してサポートしていることを伝えるには存在が分かるくらいの近距離にいるか、声でコントロールしてあげるかとなります。

 

なので普段から仲間同士で思いやる気持ちや協力する姿勢を育み、信頼関係を深める必要があります。

 

そして信頼関係、思いやり、協力はラグビーだけではなく、どんな時でもあったら嬉しいですよね。

 

「それらを本日はタグラグビーを通じて学びましょう!」と、冒頭で伝えます。

 

アカデミーも一緒で、チーム活動ではありませんがアカデミーという仲間でラグビーを楽しむためには仲間との信頼関係が大事ですよね。

 

だからラグビーのプレーよりも取り組む姿勢を常にチェックしております。

 

さて、本日のレポートです。

 

 

 

■ビジョン鬼ごっこ

 

今月3回目ということもあって小中学生ともにコツを掴んで上手くなりましたね!

 

コツをつかみ出すとコツに頼って次の工夫が無くなって来ますので、そうなるときはルールを少し変えるとか、ガラッと違うドリルに変えることが大切ですね。

 

■クリエイトスペース

 

「事前のサインプレーによる打ち合わせなし」という条件で行うと、前を見て状況に合わせてボールキャリアが仕掛けて動いたディフェンスによって作り出されたスペースに、サポートプレーヤーがボールをもらうためにコースを変えながらコミュニケーションを取ろうとするリアルなシーンがたくさん見られました。

 

簡単にはトライを取ることは出来ません。

 

でもそれに至るまでのプロセスがとても大切なんですよ。

 

 

■引き算アタック

 

ブレイクダウンがあるので目線が少しでも変わると視野が狭くなり、ボールと後ろのサポートしか見ない現象になりがちです。

 

さらにブレイクダウンが出来てからボールアウトまで3秒と縛りを加えてますから焦りも手伝ってイメージ通りのアタックが難しくなるケースも少なくありませんでした。

 

しかし成功するときはサポートが速くて役割が明確になり、みんなが同じ絵を見ているときでした。

 

その感覚だけでもこの時期に味わえると嬉しいです。

 

 

 

■ボールゲーム

 

小中学生ともにスペースにボールを運ぶ意識は非常に強かったですね。

 

特にグラバーキックのチャレンジが良く、常に複数のオプションを持っていプレーしていた印象です。

 

中学生はスピード感もあって見応えがありました。

 

そこで違う視点で問いかけました。

 

「アタックの質を上げるにはどうしましょう」

 

アタックにフォーカスをしたコメントが返ってきましたが、それも正解です。

 

でも違う視点で考えると「ディフェンスの質を上げてください」ということです。

 

ディフェンスの質が上げればさらにそれを上回ろうとするアタックを展開します。

 

その相乗効果が最も質が上がる仕組みではないでしょうか。

 

 

 

 

 

本日の太田クラスの練習メニューです。

 

1 アクティブウォーミングアップ

→ペア鬼ごっこ

→ダイナミックストレッチ

2 SAQ

→ジャンプ反応ダッシュ

3 ラグビースキル

→ビジョン鬼ごっこ

→クリエイトスペース

→引き算アタック

5 ボールゲーム

6 振り返りの時間

 

W.K.S.P

Takashi MIYAKE

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