みどり市立福岡中央小学校タグラグビー教室
普及6月15日(水)に、群馬県みどり市立福岡中央小学校にタグラグビー教室を行いました。
今年度より、当法人もパナソニック ワイルドナイツ普及事業であるタグラグビー教室の窓口として担当させて頂いております。
今回行った福岡中央小学校は、全校児童が47名というコンパクトな学校です。
それなので1年生から6年生まで一気に行いました!
学年の幅が大きいので、いつも以上に「大切なこと」を最初に伝えました。
特に思いやり・協力の気持ちを強調して理解してもらうことで高学年のお兄さん、お姉さんは低学年の児童に対して優しく促してくれるように行動してくれました。
ちなみに昨年も伺った学校なので、2年生以上は経験済みで僕のこともたくさんの児童が覚えてくれていたのが嬉しかったです。
さて、肝心の授業の中身ですが、あいにくの天気だったので体育館で行いました。
グラウンドと違って少しスペースが狭いので、走り回って児童同士がぶつかったり、壁に激突しないように注意をしたりという安全管理が要求されました。
「安全に行うことが楽しむこと」も謳っておりますので、細心の注意を促すのも必要とされます。
ただこれは僕たちだけでは見落としがちな部分も出るのですが、児童たちの協力もあり終始楽しい時間を過ごすことができました。
いくつかのゲームをトレーニングとして盛り込んで、最終的には難しいかもしれないけれどタグラグビーのゲームを行いました。
ルールをガチガチにしすぎると混乱するので、「前にパスをしない」という部分だけを基本ルールにしてゲームを行いました。
最初はどうしてもパスを前に投げてしまうのですが、やっていくうちに前にパスをしたけれどもすぐにミスをしたことに気づく、そしてパスを前に投げそうな時には「ダメ!」という声が挙がったり、次第には前に人がいるからパスを投げるのでボールを持っていない人は前に行かないようにするなどの進展が見られました。
とてもいい傾向ですね!
そうするうちに良いトライが多く生まれてゲームになっておりました。
失敗から学んで成功を掴む喜びがタグラグビーを通じて学んでくれたことに嬉しく思いましたし、その根底には冒頭に話をした思いやり・協力があったことは言うまでもありません。
いろんな形の普及がある中で、今回のように幅のある学年での指導からも多くのものを学ぶことができて良かったです。
W.K.S.P
Takashi MIYAKE