第6回W.K.S.Pアカデミー(前橋クラス)レポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのメインコーチを務めます、みやっきーです!
心配された雨も早々と上がった本日は、日が暮れるのも遅くなり小学生クラスの終わる頃までナイター照明をつけなくてもいい時期に突入してまいりました。
これからどんどん夏の準備が始まりそうですね!
本日より、今年度から取り組んでいる【ホットパス】と【トライラック】をより実践に近いドリルで指導していきました。
アカデミー生達の取り組み方が前向きなので、そろそろ次のステップに行っても大丈夫と判断しました。
ホットパスでは、走りながらキャッチをして素早く味方にパスを投げるという至ってシンプルなドリルだったのですが、走りながら投げるとなるとつい今までの投げ方に戻ってしまう現象が多く見られました。
動きを入れると余計に窮屈かも知れませんが、頑張って慣れていきましょう!
トライラックでは、まずはコンタクトの瞬間のインパクトを大切にして、ヒットの後は足をしっかりと掻くように前進し、結果的にトライラックを作るイメージを共有しました。
あくまでラックができた時の方法がトライラックであって、倒れず前に進むのが最も効果的です。
そしてサポートプレーヤーの存在はブレイクダウンにおいて重要な役割を担います。
本日より2人目のサポートプレーヤーのドリルも導入的に取り入れました。
そして最後のボールゲームでは、【ジャッカルタッチフット】と銘打って、ボールゲームを行いました。
チームで一人、色の違うビブスを着てもらってその人がブレイクダウンに早く到着した場合、ジャッカル成立とみなしてターンオーバーとなります。
つまりアタック側はラックができた瞬間にサポートプレーヤーがボールキャリアに付くのか、またはジャッカルプレーヤーから遠いところにボールを運ぶのかなど工夫してアタックをしないと継続ができません。
小学生は少しルールに戸惑いながらもなんとか理解しながら試行錯誤しておりました。
中学生はさすがで、ジャッカルプレーヤーのエネルギッシュな運動量と、それを阻止しようとするアタック側のサポートプレーヤーの攻防がとても見ごたえありました!
どちらかというとアカデミーで教えることは基礎的な部分が多いのですが、戦術や戦略、セットプレーなんかは一切行わないのでいわゆるアンストラクチャーを学ぶ機会もすごく多いです。
アンストラクチャーはその場の状況判断が正確に、かつ素早く行うことが要求されます。
これは経験値がものを言うと思いますので、経験しながら考えて実行することを繰り返してほしいと思います。
本日の前橋クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→ミラードリル
→ダイナミックストレッチ
2 ミニハードル&ショートダッシュ
3 ホットパスドリル
→サンドイッチパス
4 コンタクトスキル
→トライラックドリル
→クリーンアウトドリル
→ブレイクダウンスキル
5 ボールゲーム&体幹トレーニング
6 振り返りの時間
W.K.S.P
Takashi MIYAKE