明治学院大学ラグビー部
コーチング昨日、8月20日(木)に、パナソニック ワイルドナイツのグラウンドをお借りして、ワイルドナイツOBである石川安彦さんがヘッドコーチをされている明治学院大学ラグビー部の指導をさせてもらいました。
午前中は、ワイルドナイツのコーチをされている田邉さんのタックルセッションを中心に行いました。
ウォーミングアップも兼ねてパスドリルを先にやったのですが、ただパスの練習を行うのではなく、何を意識してプレーをするのか、どんな意図を持ってパスの練習をしているのか、そして目的は何なのかなど、身体だけでなく頭で考えてプレーすることで身体と頭のウォーミングアップの要素も含めて行えました。
ただ言われた練習を行うのではく、実際の試合ではフィールドにいる15人が勝利のために考えてプレーをするわけなので、練習中から考えることを意識するよう促しました。
そして田邉コーチのタックルセッションでは、少しタックル(ディフェンス)についての講義から入り、その後実際にプレーするという流れでした。
タックルだけではないのですが、理屈でプレーを解析することが出来れば自身もついて勇気あるプレーが出来るという事を教えてくれました。
田邉コーチのたとえ話が非常に分かりやすくて僕も学生達と一緒に勉強させてもらいました。
タックルは個々の1対1で勝つことが前提です。
そこに組織で行うためのシステムがついてくるのですが、個人のスキルと組織での動きのバランスも難しいわけで、そこはどんどん練習で落とし込むことが必要です。
そして午前のディフェンス中心の練習をそのまま発展させて午後も行いました。
学生達はたくさんの事を吸収しようと必死でしたが、新しい情報が入るとその前の情報が上書きされて忘れるというケースがいくつかあったので、常に自分達からキーファクターを発信してアウトプットさせるという事も必要でしたね。
午後はパナソニック ワイルドナイツの練習も生で観ながら勉強するという贅沢な時間となりました。
ワイルドナイツの練習で人数が足りないところに明治学院大学ラグビー部の選手が穴埋めで入るシーンもあったので、非常に良い経験が出来ましたね!
最後、FWは水間コーチがラインアウトを指導してくれて、BKは僕がラインアタックをチェックしてこの日の練習は終了いたしました。
石川さんとも、グラウンド内外で久しぶりに楽しい時間を過ごすことが出来ましたので、またまた元気をもらえました!
あと少しでシーズンインする明治学院大学ラグビー部の活躍を心から期待しております。
W.K.S.P
Takashi MIYAKE