第12回W.K.S.Pアカデミー熊谷クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、みやっきーです!
本日はいつも熊谷クラスで使用させて頂いている深谷市仙元山公園陸上競技場が芝生養生中のため使用できませんでした。
代替グラウンドとして立正大学ラグビー部さんのグラウンドを使用することが出来たのですが、実は本来の熊谷クラスのグラウンドはここなんですよね。
ただコロナ禍ということもあり、昨年から場所を変えての開催をさせて頂いておりましたが、養生のタイミングと共に使用許可が降りたのは我々にとってはとても幸運なことでした。
今後は全体の状況を俯瞰的に見てみて、グラウンドの場所を決めたいと思っております。
中学生クラスのほとんどは久しぶりに戻ってきた、という感覚の生徒も多く非常に伸び伸びした雰囲気でプレーしてくれましたね!
グラウンドをお借りするにあたりまして立正大学ラグビー部の皆さんにはこの場をお借りして心より感謝申し上げます。
サポートしてくださった学生の皆さん、コーチの太田さん祝田さんは本当に心強かったです。
熊谷クラスの特徴を久しぶりに僕も感じることが出来たのはとても嬉しかったです!
ありがとうございました!
では、本日のレポートです。
■◯列パスレース(タカレポート)
〇列パスはドリルの本質上、真ん中が減りやすくなります。
そこをどうカバーするか?でパスの回数が違ってきます。
では逆に溜まりやすいのはどこでしょうか。
端っこですね。
端っこにいるプレイヤーは待つ時間があるので余裕があり、その余裕をカバーに使いましょう。
そうすることで人がいるべきところに人が入りその結果パスがつながります。
状況が流動的になりやすいので、状況にあったアタックをするには「コミュニケーション」と「早い準備」が欠かせません。
カバーに入れるのもコミュニケーションと早い準備の元、成り立ちます。
パスが終わったらすぐにサポートできるようにコミュニケーションと早い準備を心掛けましょう。
■カウンターアタック(まっさんレポート)
キックカウンターからのミニゲームです。
アタックは5人、ディフェンスは4人で始まりディフェンスが2回タッチをすればディフェンスの勝ち、それまでに目的であるトライを目指します。
ディフェンスでタッチをした人はコートの外に出るのでさらに人数が減ります。
キーポイントは「役割を明確にする」と「前を見る」ことです。
蹴り込まれたときに全員がボールを見てしまうことが多く、そこからスペースを探しだそうとするとディフェンスのプレッシャーが目の前!なんてこともありました。
ボールを見ることも大切ですが、拾う人が決まればサポートプレイヤーはボールだけでなく前を見ればディフェンスがどこにいるのか、スペースがどこにあるのかを見つけることができます。
スペースにボールを運ぶためのスキルは上がっているので、今日のような状況でもそのスキルが発揮できるように沢山のチャレンジを期待しています!
■ボールゲーム
先週までの特別ルールだった3回の攻撃の中で1回だけ許された前パスを今週からグラバーキックに変えました。
もちろんオフサイドを気にせず前で待ってグラバーキックを受け取ることも可能です。
サポートプレーヤーが360度のスペースでボールをもらう動きは今までと同様ですが、グラバーキックになったということでパスとは違うスキルが要求されるというのは理解できますね。
グラバーキックのメリットは前パスよりも飛距離が出るということ。
なので有効に使うことでディフェンスの幅を広げることができますが、バウンドを完璧に読むのはなかなか難しいので思うように跳ねてくれなかったり、思い切り蹴ろうとしてグラバーキックにならなかったり・・・。
結局のところ、前パスもグラバーキックも使うことが目的ではなく、トライを取るための手段であることを理解して積極的にスキルを使ったり使わなかったりの駆け引きでトライを目指しましょう!
【次回のW.K.S.Pアカデミー熊谷クラス】
2021年7月2日(金)
使用グラウンド調整中のため、週初めにご連絡差し上げます。
※仙元山公園陸上競技場が養生期間のため
本日の熊谷クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→鳥かご
→ダイナミックストレッチ
2 ◯列パスレース
3 カウンターアタック
4 ボールゲーム&体幹トレーニング
5 振り返りの時間
W.K.S.P
Takashi MIYAKE