第11回W.K.S.Pアカデミー高崎・前橋クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、まっさんです!
梅雨に入ってから頻繁に急な雷雨が各地で発生しています。
午前中は太田市にいましたが、急に雨雲が発生しパラパラの雨かと思えば土砂降りになりました。
黒い雲が近づいてきたり冷たい風が吹いてくるとゲリラ豪雨も予想されるので、時には空を見上げることも必要ですね。
雨が降ってきてから慌てるのではなく、降ってきそうだなと思ったら何らかの準備をするように心がけましょう^^
こういった予測や準備はラグビーにおいてもとても重要です!と、強引にこじつけた感はありますが、何事にも準備が大切ということです。
今日の高崎・前橋クラスも嫌な雲が近くにあり、小学生クラスはなんとか持ちこたえましたが、中学生クラスは雨の中でのアカデミーとなりました。
雨に加え、今日は気温も低かったので寒くなりましたが、最後まで集中力が途切れることなくチャレンジする姿勢が見られました。
ゲリラ的な豪雨でもなく、雷も発生せずだったので一安心ですが、くれぐれも風邪など体調を崩さないようにしてくださいね!
では、本日のレポートです。
■〇列レース(タカレポート)
〇列パスはドリルの本質上、真ん中が減りやすくなります。
そこをどうカバーするか?でパスの回数が違ってきます。
逆にいうと端っこの列は人が溜まりやすいので、カバーチャンスとも言えますね!
端っこにいるプレイヤーが実はこのドリルのキープレイヤーだったりします。待つ時間が長いので周囲を見渡す余裕があります。
その余裕をコミュニケーションやカバーに入る準備に使いましょう。
今回はアレンジとして列を+1にしたり、プレーできる幅を前回は〇色までと伝えましたが今回は〇色から〇色までと伝え、全体的に大きく動かせました。
その分空きやすくなったので、より早い準備とコミュニケーションが求められます!
今日は雨ということもあり、ハンドリングエラーが目立ちましたが、いい練習になったと思います!
■サポートアタック
先週に引き続き小学生は2v1、中学生は3v2を行いました。
アタックの方が人数が多いので「スペースに走り込む」や「コミュニケーション」のキーポイントを意識したアタックができればトライをいう目的が達成しやすくなります。
ただし前提条件として数的有利な状況を作れているかが重要ですね。
このドリルではあらかじめポジショニングしている状態ではないので、コーナーを回ってからボールを拾う人はサポートプレイヤーに対して、サポートプレイヤーはボールキャリアに対してどんな工夫ができるでしょうか。
小学生はボールキャリアのコースなど工夫が見られ、2人で思い切ったアタックを仕掛けるチームが多くありトライに繋がるプレイが増えました。
中学生は3人なのでさらに攻撃のオプションが増えますが、ボールを持つ人やサポートプレイヤーの役割がはっきりしていたのでアタックに勢いがありました。
ハンドリングエラーもありましたが、積極的なミスが多くチャレンジができていたのでgoodです^^
■ボールゲーム
先週に続き前パスができるルールでした。
2週目ということもありルールの理解も良く、スペースに対して有効なアタックがどちらのクラスにも多かった印象です。
この有効なアタックは、ボールキャリアだけの判断では成立できません。
サポートプレイヤーとボールキャリアの関係性やそれを繋げるコミュニケーションも不可欠となります。
雨といったコンディションではパスをする側も受ける側も慎重になるため、いつも以上に視野が広がりスペースつまりディフェンスがいない場所をよく見れていたということです。
今日みんなが意識してできたことは雨の日にしかできないことではないはずです。
普段から自分ができることを全力で取り組んでさらに成長できるように今後もチャレンジしていきましょう!
【次回のW.K.S.Pアカデミー高崎・前橋クラス】
2021年6月30日(水)
場所:高崎市菊地サッカー・ラグビー場
小学生:17時10分~18時30分
中学生:18時40分~20時00分
※施設利用が午後8時までのため
本日の高崎・前橋クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→鳥かご
→ダイナミックストレッチ
2 〇列パス
3 サポートアタック
4 ボールゲーム&タカトレ
5 振り返りの時間
W.K.S.P
田仲 一正