第10回W.K.S.Pアカデミー高崎クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、みやっきーです!
10回目という節目を迎えることができました。
特に何があるわけでは無いのですが、節目というのは1回1回の積み重ねの大切さを感じる瞬間でもありますね。
本日は午前中に太田市にあります東別所幼稚園の年長さんにラグビー教室を行なってまりました。
45名の園児たちと一緒に60分という短い時間を余すことなく楽しみました。
本来ならば龍舞グラウンド(旧パナソニック ワイルドナイツグラウンド)を使用する予定だったのですが、あいにくの雨だったので近くの武道館をお借りしてラグビー教室を行いました。
元気も良く、挨拶もしっかりできてかわいかったですね。
ラグビー教室と言ってもラグビーボールを使ってお友達と一緒に協力することや思いやりを持っての行動を大切にしております。
なのでみんなが同じ目線で楽しめますし、一人一人の個性を尊重したコミュニケーションや褒め言葉を伝えることができます。
・安全にプレーを楽しむために「お話をよく聞くこと」
・誰かが素晴らしいことをしたら「拍手」
・(ゲームに)勝っても負けても「ありがとう」
・失敗しても「どんまい」
どんな競技でも、どんな場所でも通用する言葉ですね(^ ^)
ラグビーで学んだことが実生活で活きることを我々は願って活動しております。
では本日のレポートです。
■L字パスレース(タカレポート)
小学生は2カ所に分けて、3人組でL字パスをしてもらいました。
レースとなると気持ちが出て、ボールキャリアより前に立ってしまう場面がありました。
これだとボールを胸の前でもらうことはできないですね。
目的である「胸の前にパスすること」は「胸の前でボールをもらうこと」とも言えますので、まず大前提としてボールキャリアより後ろに位置して、もらいましょう!
中学生は距離をコーチが自由に変えたりして、長いパス、短いパスでもきちんと胸の前にパスできるかチェックしました。
特にフォロースルーの部分では投げた後、流すとフォロースルーができてるかどうか分かりづらい部分があるので、投げた後はしばらく腕を残しておきましょう。
そうすることでフォロースルーができてるかどうかがチェックできます!
少しずつ、パススキルのレベルをアップさせましょう!
■ウォッチアタック(まっさんレポート)
先週に続き「情報を伝える」ことを目的としたドリルで、少しアレンジを加えました。
コーチが指名したディフェンスはインゴールに戻ってからディフェンスをします。
前進しながらもディフェンスがどこにいるのか、どこにスペースが空いているのか「視野を広げること」がキーポイントになります。
また伝える側だけでなく、伝えてもらうプレイヤーにもキーポイントを伝えました。
それは「聞く準備をする」ことです。
今日もいろんな情報を伝えることができてましたね!
まっさんには届いていました^ ^
それはみんなの声を聞こうとしていたからですね。
ただし、ボールキャリアに伝わっていたかどうかが重要です。
ボールキャリアはスペースを探したりステップを踏んだりとディフェンスのプレッシャーを一番感じています。
その中でサポートの声を聞こうと準備をすればたくさんの情報が手に入ります。
伝えるスキル、そして聞くスキルを磨いてどんどんスペースにボールを運びましょう!
■ボールゲーム
小学生クラスは3年生から6年生と学年の幅が広いということもあり、チームでプレーをすることの難しさが中学生以上にあると感じますが、それも意識の仕方でグッとチームプレーができるようになります。
チームプレーの定義は抽象的でそれこそチームの数だけ考え方があるのかなって思いますが、アカデミーではまずゲームに参加しているのかが大前提となります。
ゲームの参加はボールを持つことだけではなく、前を見て状況理解して自分なりに行動に移せるのか。
意思を持ってプレーすることですね(^ ^)
そしてその意思が仲間に伝わっているのか、また伝えてもらおうとしているのかなと思います。
ちょっとこれも抽象的ですが笑笑
端的に言えば1人でプレーしないこと、そしてサボらないことですね。
中学生は6人チームだったのですが、6つの個性が常にチームプレーとなってゲームが展開されていたので見ていて面白かったです。
【次回のW.K.S.Pアカデミー高崎クラス】
2022年6月22日(水)
場所:高崎市菊地サッカー・ラグビー場
小学生:17時10分〜18時30分
中学生:18時50分~20時10分
本日の高崎クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→ダイナミックストレッチ
→反応ゲーム
2 L字パスレース
3 ウォッチアタック
4 ボールゲーム&タカトレ
5 振り返りの時間
W.K.S.P
Takashi MIYAKE