第10回W.K.S.Pアカデミー前橋クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーコーチを務めます、タカです!
先週の土曜に秩父宮でEMERGING BLOSSOMS vs TONGA SAMURAI XV の試合が行われました!
ワイルドナイツの選手から両チームに出ていましたね。
チャリティーマッチですが、どちらもリスペクトを込め、それぞれの強みを活かした試合だったと思いました。
今週末はウルグアイ戦です!
ウルグアイ戦が2戦、フランス戦が2戦と代表の試合が続きますが、どんな試合を魅せてくれるか、すごく楽しみにしております!
さて本日のレポートです。
■L字パスレース
「胸の前にパス」を目的としたドリルです。
「胸の前」以外のところ、例えば頭の上だったり体の後ろだったり膝下だったり、そういうところにボールをもらうとアタックのリズムはどうなるのでしょうか?
本来のリズムが乱され、思い通りのアタックができないことがあるでしょう。
サインプレーを決めたけど、パスが乱れてサインプレー通りにできなかったというのは誰にでも経験があると思います。
それを考えると「胸の前にパス」はとても大事なスキルということがわかります。
どんな環境でも確実に胸の前にパスできるように磨きましょう!
■ウォッチアタック(まっさんレポート)
先週のドリルを発展させ、小学生は3v2そして3v3を、中学生は3v3を行いました。
またディフェンスもコーチが指定したプレイヤーはインゴールバックをしてもらいます。
1列目を突破した後もディフェンスがいる場合もあるので、アタックは攻撃しながらも常にディフェンスをウォッチ(観察)することが必要ですね!
情報を伝えたかどうかの確認では多くのプレイヤーが伝えたと答えました。
まっさんにもよく聞こえていました^ ^
ただしボールキャリアになった時、その情報は耳に届いていましたか?
聞く準備ができていると耳に入りやすいですが、プレッシャーのある局面ではなかなか聞く準備が難しいですね。
このドリルでは「情報を伝える」ことが目的なので伝えるために声を出す、そして伝えている情報を聞こうとする訓練にもなります。
最後の振り返りでもう一度ボールキャリアに確認をしたところ、情報が伝わったと実感するプレイヤーも増えましたね!
■ボールゲーム
先週と同じく、攻撃権がある中で前に投げられるのは1回だけとしました。
制限されてる中で1回1回のアタックを有効に活用するためにはボールを持ってない人の動きが重要です。
動きが多いとその分ディフェンスがついてきますので、新しいスペースが生まれ、攻略しやすくなります。
ディフェンスとの駆け引きですね。
それ次第で前パスの切り札を使うか。
各チームに個性があって面白かったですね!
【次回のW.K.S.Pアカデミー前橋クラス】
2022年6月21日(火)
場所:敷島緑地ラグビー場
小学生:17時10分〜18時30分
中学生:18時50分~20時10分
本日の前橋クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→ダイナミックストレッチ
→グラバーキック
2 L字パスレース
3 ウォッチアタック
4 ボールゲーム&タカトレ
5 振り返りの時間
W.K.S.P
大塚 貴之