第9回W.K.S.Pアカデミー高崎クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、みやっきーです!
僕が今、ヘッドコーチをさせて頂いている熊谷市を本拠地とする『ARUKAS QUEEN KUMAGAYA』で先日三重県鈴鹿市で行われました太陽生命ウィメンズシリーズ2022にてW.K.S.PアカデミーのOG2人と再会致しました。
1人は選抜チームとなるチャレンジチームで出場し、もう1人は関東六浦高校で出場しておりました。
しかもチャレンジチームとARUKASは同じリーグであり、初戦の相手。
ワクワクした気持ちとドキドキした気持ちが混在して不思議な感じでしたが、まさか対戦相手として再会できるなんて思ってもみませんでしたが、嬉しさが一番強かったです。
何より元気にラグビーを続けてくれている姿は今のアカデミー生達にもきっと伝わるので、OB OGの活躍は卒業しても応援し続けます(^ ^)
アカデミー生の練習前の雑談を聞いていると、林間学校に行ったり修学旅行に行くなどここ2年ほど出来なかったことが再開していることがとても嬉しく思います。
もうすでにコロナ禍での生活は嫌と言うほど身についていますので、あとはそれぞれの判断やその場その場の判断を大人が責任を持って行ってあげる事が大切だなと感じます。
アカデミーの活動も改めて責任を持ちながら頑張ります。
では本日のレポートです。
■L字パスレース(タカレポート)
今日は雨が降る中でしたので、ボールが滑りやすかったですね。
L字パスは黄色(2m間隔)と赤(3m間隔)があり、距離も違うんですね。
1回目は黄色の位置で練習、2回目は赤の位置で練習、3回目は黄色と赤のミックスで練習しました。
晴れや雨、近かったり遠かったり色んな条件が変わっても、「胸の前にパスする」ためのキーポイントは変わりません。
「ハンズアップ」と「フォロースルー」ですね。
滑りやすい中でみんなしっかりと胸の前にパスする意識を持ててたのでいい練習でした!!
■ウォッチアタック(まっさんレポート)
小学生は2v1から3v1、中学生は3v2から4v2を行いました。
目的は「情報を伝える」ことです。
ディフェンスがどんな状況なのかの情報をボールキャリアに伝えることで判断材料が増えますね!
ディフェンスからすれば、アタックにオプションが多ければ多いほど迷いが生じディフェンスしづらくなります。
見た情報を伝えるために「体を前に向ける」ことをキーポイントとしました。
スペースが空いているプレイヤーだけが伝えるのではなくサポートをしているプレイヤーのみんなが情報を伝える。
情報は多い方がいいですもんね^ ^
どちらのクラスもサポートプレイヤーが沢山の情報をボールキャリアに伝えていたのでディフェンスはかなりやりづらそうでした!
■ボールゲーム
中学生はあいにくの雨の中のボールゲームとなってしまいましたが、ボールを動かそうとする意識とチャレンジは非常に前向きだったと思います。
今回は攻撃権の中で1回だけ許された前パスをどのように使うのか、がトライを取るためのキーとなりました。
ディフェンスにとってアタックの脅威というのは複数あると思いますが、その一つにアタック側が複数のオプションを持っていることはディフェンスにとって迷いや判断を鈍らせ、そして連携を弱らせることになります。
一方でアタックがランだけ、パスばっかりだとディフェンスは的を絞りやすくプレッシャーをかけやすくなります。
例えば今回の1回だけ許された前パスもれっきとしたオプションの一つなので、うまく活用することでチャンスが大きく広がりますよ(^ ^)
【次回のW.K.S.Pアカデミー高崎クラス】
2022年6月15日(水)
場所:高崎市菊地サッカー・ラグビー場
小学生:17時10分〜18時30分
中学生:18時50分~20時10分
本日の高崎クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→ダイナミックストレッチ
→順目パスレース
2 L字パスレース
3 ウォッチアタック
4 ボールゲーム&タカトレ
5 振り返りの時間
W.K.S.P
Takashi MIYAKE