第33回W.K.S.Pアカデミー太田クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、みやっきーです！
冬休みと3連休が明けて皆さん身体も気持ちも完全に学校モードに切り替わってますでしょうか？？
学校は学校で必ず1つは自分にとって楽しいことがあるはずだし、あってほしいと願います。
本日はスポーツ医科学チームの松原さんが参加して下さいました。
小学生クラスでは我々ラグビーコーチのサポートをしていただきながら、ボールゲームの合間のチームには「マツトレ」を行っていただき、豊富な運動量かつ楽しいメニューを繰り広げてくださりました。
そして中学生クラスでは1名リハビリメニューのオーダーがありましたのでマンツーマンでの対応をして下さいました。
負傷箇所に負担をかけずにできる範囲のプログラム提供をしながらアカデミーの練習が疎遠にならないようにラグビーコーチの練習へのフィードバックには少し離れたところから知識の参加をしてくれました。
こういう対応はラグビーコーチにはない役割、スキルでしてコーチングスタッフもまさにチームなんですね。
今はラグビーコーチが3名ですが、将来はいろんなスキルを持ったコーチングスタッフが充実してくるとアカデミーもさらに魅力ある活動になるのになー、と夢を描きながらその夢に向かって頑張ります！
では本日のレポートです。
■4列パス（タカレポート）
ボールをキャッチしてからリリースまでの線が最短距離となるように。
上記はクイックパスの要素の一つです。
線が逆放物線を描いていると直線と違い、遠回りしてるため時間がかかりますね。
とはいえこのキーポイントはすぐに出来るものではなく練習の積み重ねでできるようになります。
最短距離でパスするためには手首を返さないであったり、外側の腕を少し上にあげたりなど微調整が必要になってきます。
この練習の目的はクイックパスですので、結果的にパスが繋がらなかったとしても意識して取り組もうとする姿勢自体が大事です！
今日はその姿勢が多くみられたのでいい練習だったと思います！！
■コントロールアタック（まっさんレポート）
先週のドリルにディフェンスを1人プラスしました。
目的は先週と同じくサポートプレイヤーがボールキャリアをコントロールすることです。
結果としてトライができなくても、ボールキャリアに対してどんなコントロールができたのかがこのドリルの成果となります。
小学生クラスはパスの要求だけでなく、ボールキャリアの前にディフェンスがいなければ「前！Go！」と先週に比べてコントロールする声が出ていました。
中学生クラスではボールキャリアの判断が良く、そしてその判断も早いのでサポートプレイヤーがコントロールする必要がない状況が多く見られました。
Goodな成長が見られた反面、ドリルを作った僕の反省でもあります。
ボールキャリアが判断できないとき、このドリルではボールを確保するときディフェンスを見る事が難しいですよね。
そんな時にサポートプレイヤーが代わりに判断をすることで、継続できたり前進することができます。
主導権はボールキャリアだけではなく、サポートプレイヤーにもある事がこのドリルで伝えたかった事です！
■ボールゲーム
日中はとても穏やかな1日でしたがアカデミーが始まる前に強風となりまして、練習にも大きく影響する場面が多々ありましたね。
そんな状況でしたが先週よりルールで導入しているアーリーキャッチルールに小学生も中学生も理解をしてプレッシャーのかかるボールゲームでも対応していました。
しかしアーリーキャッチをすること、すなわち胸キャッチをしないようにすることに目線がいってませんでしたか？？
パスをしてアーリーキャッチができているかが目的ではなく、あくまで目的はトライを取ることです。
その過程でパスをキャッチする際に胸キャッチしていないかをボールゲームで確認しています。
どうしてもそっちに目がいってしまってボールキャリアもパスの選択になりがちで、ディフェンスはやりやすかったですね。
ではパスに対して前に出てくるディフェンスを突破するためには？もしくは前進するためには何ができますか？？
複数ある答えの1つとしてキックを選択肢として入れてほしいと本日のボールゲームを見て感じたことでした。
【次回のW.K.S.Pアカデミー太田クラス】
2022年1月20日（木）
場所:龍舞グラウンド
小学生:17時10分〜18時30分
中学生:18時50分～20時10分
本日の太田クラスの練習メニューです。
１ アクティブウォーミングアップ
→ダイナミックストレッチ
→ラダー
２ ４列パス
３ コントロールアタック
４ ボールゲーム＆マツトレ
５ 振り返りの時間
W.K.S.P
Takashi MIYAKE
