第18回W.K.S.Pアカデミー太田クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのメインコーチを務めます、みやっきーです!
群馬県では、来月9日にラグビースクール中学生大会が行われます。
中学3年生にとっては最後の公式大会となりまして、それぞれのチームや個人でそれぞれの想いを胸に準備していることでしょう。
悔いの残らないように戦うために、アカデミー生にはアカデミーでの練習や環境をチームに還元できるように活用してくれることを願います。
さて、本日もディフェンスドリルを中心に行いました。
小学生は最初、心なしかいつものような元気が無く淡々とプレーしている印象がありましたが、時間が経つにつれていつものようにハツラツとした雰囲気の中、練習が行えましたね。
小学生クラスはコンパクトな人数のため、非常に仲がいいのが特徴です。
なので誰がどんなプレーをするのか、そして何を考えているのか理解をしている中で、ボールゲームやその他のドリルで仲間のことを考えてプレーしたり、対戦相手のことを分析した中でプレーをすることで観察力が身について、それを実行する力も同時に得ることができるのではないでしょうか。
そして中学生はと言いますと、練習の入りが凄く良くて元気な中にも高い集中力でスタートできましたね。
人数は多いけれど、仲間に対してコミュニケーションを取れるのも特徴的です。
ボールゲームでも細かいパスを繋いでトライを取ったり、最後まで諦めないディフェンスでターンオーバーをしたりと攻守にわたって終始みんな意識が高かったです。
最後に一つだけ質問をしました。
「ディフェンスがアタックにチャンスを与える時はどんな時ですか?」
いくつか考えられますが、ズバリ返ってきた答えは「背中を向けている時」という答えでした。
こちらが用意していた回答と一緒でして、背中を向けるというのはプレーに参加していない意思表示として相手にメッセージを与えることになります。
全ての局面ではありませんが、アカデミーで行うボールゲームでは背中を向ける場面が多いほどアタックにチャンスがあります。
そしてアタックはそれを見逃していないという部分に嬉しく思います。
では背中を向けず、常に前を見てプレーができるポジションにいた場合、アタックはどう思うでしょうか。
おそらくですが見られているという意識がプレッシャーに繋がります。
アカデミー生には直接的なプレッシャーだけでなく、姿勢や声を使ってのプレッシャーの与え方も伝えていきたいと思います。
タックルせずに相手がボールを落としたり失えばこれほど楽なディフェンスはありませんね。
いろんな視点からディフェンスでプレッシャーを与えるスキルを身につけていきましょう!
真剣に話を聞いてくれます
スペースをテーマに頑張ってます
ダウンしながらパス!
10月9日の大会に向けて
柔軟もトレーニングの一つです
本日の太田クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→ミラードリル
→ダイナミックストレッチ
2 SAQドリル
→ミラードリル(1 v 1)
3 ディフェンスドリル
→3 v 3
→4 v 4
4 ボールゲーム&体幹トレーニング
5 振り返りの時間
W.K.S.P
Takashi MIYAKE