第17回W.K.S.Pアカデミー前橋クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのメインコーチを務めます、みやっきーです!
本日より、ディフェンスにフォーカスを当てた練習を取り入れたいと思います。
ディフェンスといっても個々のスキルやテクニックも重要なのですが、せっかくラグビーという素晴らしい団体競技をしているのでチームや仲間でアタックにプレッシャーを与えるにはどうすれば良いのか、そしてアタックにチャンスを与えないディフェンスってどんなディフェンスなのかをアカデミー生に考えてもらって最後のボールゲームに繋げました。
アカデミー生の多くはアタックが好きな選手が多い印象でして、あまりディフェンスに対して前向きな印象を受けません。
理由はそれぞれあるのでしょうが、単純にアタックの方が楽しいのかなって思います。
極論を言えば、試合の全てを支配してミスもなくボールを保持し続ければディフェンスをやる必要はないのですが、そうはいかないですね。
それなのでもし苦手ならばみんなで克服しましょう!ということで、3 v 3,4 v 4のディフェンス練習をタグラグビーで使用するタグを腰につけて行いました。
しかもアタック側は全員がボールを持って攻撃をします。
結果的に1人が1人をマークして止めなければならないのですが、自分勝手に自分のマークだけを追っかけて飛び出すと仲間がマークしているアタックの選手にスペースを作ってしまうことになったり、自分の目の前に違うマークの選手が来た時に仲間とどうすれば止めれるのかというコミュニケーション力が試されることになります。
1 v 1でありながら組織でアタックを止めるために何が必要で、そして何をした方が効果的なディフェンスができるのかを考えてもらいました。
ディフェンスにフォーカスといってもアタックする人がいないとディフェンスの練習ができないので、アタックするときはみんなやっぱり楽しそうにトライを目指してました。笑
なんとなく仲間と声を掛け合いアタックには「スペースを与えない」ということが大切であるということが、ディフェンス練習の時にみんなから出た答えだったので、続くボールゲームではスペースを与えないようにディフェンスを頑張ってもらいました。
最初のうちは頑張ってスペースを与えない、もしくはスペースを埋めようとしてましたが疲れてくると前に出る勢いのアタックに後手を踏むシーンも少なくはなく、強度の高い中での練習ができたのではないかなと思います。
また、アタックもスペースにボールを運ぶのですが完璧にトライに結びつけらるわけではないので、こちらもチャンスの時は高い確率でトライを取れるスキルを身に付けれればと思います。
つまりは良いアタックができるようになるためには細かいスキルやテクニックが重要ですが、単純に良いディフェンスをすればどうやって攻略すれば良いのか考えることになり、結果的に良いアタックができるようになります。
できることを一生懸命プレーするということですね!
引き続き頑張っていきましょう!
本日の前橋クラスの練習メニューです
1 アクティブウォーミングアップ
→ミラードリル
→ダイナミックストレッチ
2 SAQ
→ミラードリル(1 v 1)
3 ディフェンスドリル
→3 v 3
→4 v 4
4 ボールゲーム&体幹トレーニング
5 振り返りの時間
W.K.S.P
Takashi MIYAKE