第33回W.K.S.Pアカデミー(前橋クラス)レポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのメインコーチを務めます、みやっきーです!
年が明けてから2週間以上が経ちまして、世間もそうですが僕自身もお正月気分からすでに普段の生活だったり心境だったりで充実しながらもめまぐるしい毎日を過ごしております。
そういう日々を経て、また年が明けていくんだなぁと思うと、1日1日の中の1分1分を大切にしなければと姿勢を正される思いです。
さて、本日の前橋クラスは先週と同じドリルで展開していきました。
レスリングからジャッカルファイトを行い、最後にタックルテクニックを学んでからボールゲームです。
できるだけ早い年代でいろんなスキルを身につけることができれば将来必ず役に立つのですが、週に1回の練習でどこまで落とし込めるのかはいつも考える部分です。
いろんな経験をラグビーのドリルを通じて学んで欲しいのですが、結局それだと1つ1つが薄まって身につかない感じがします。
だからと言って年間を通して同じことをやり続けるのも必ず飽きがきて、「楽しさの中にある成長」からほど遠くなります。
バランスが必要なのですが、我々のアカデミーでは必ず身につけて欲しいと思うスキルを提示した中で、ドリルを組み立てていくやり方をしております。
例えばCハンズ、トライラック、コミュニケーションです。
この3つだけでも十分にいろんなドリルを組み立てることができます。
いろんなドリルを学びながらも年間を通して伝えたいことをやり続けることができますので、何が目的なのか、というプログラムの設定が必要ですね。
と、本日の活動レポートというよりかはW.K.S.Pアカデミーの哲学みたいな話になってしまいましたが、先週から行なっているブレイクダウンのスキルでは、4月から取り入れたトライラックをより実践的に行って今では当たり前のように体に染み付いてプレーをしております。
これは我々がというよりも、アカデミー生自身が獲得したものなので大いに自信にしてもらいたいです。
またいつもウォーミングアップで行なっているミラードリルも、視野を広げる狙いがあり、そしてハンドリングスキルも上がります。
そこではCハンズ(ハンズアップ)やコミュニケーションのスキルがとても重要です。
こちらも4月に比べると雲泥の差があるほどの成長です。
ただ、どちらも上達していくにつれてどこか怠慢な部分が顔を出してきます。
それでも体に染み付いたものなので大きなミスにはならないのですが、小さなミスは繰り返していきます。
そこから大きなミスにつながる恐れもあるので、その時は我々が軌道修正するためのコーチングが必要になりますね。
小学生は3月に行われるカインズカップまで、まだもう少し時間がありますね。
最後の最後まで成長ができると信じて、積極的に取り組んでほしと思います。
本日の前橋クラスの練習メニューです!
1 アクティブウォーミングアップ
→ヒットシールドタッチ(パンケーキ)
→ミラードリル
→ダイナミックストレッチ
2 SAQ
3 ブレイクダウンスキル
→レスリング
→膝突きレスリング
→ジャッカルファイト
4 タックルテクニック
5 ボールゲーム
6 振り返りの時間
W.K.S.P
Takashi MIYAKE