第4回放課後ラグビープログラム2016狭山クラスレポート
普及【2016埼玉県狭山市クラス】第4回レッスンリポート(2016年10月11日)
2016埼玉県狭山市クラス
本日の狭山クラスは「サポート」をテーマに行いました。
ラグビーにおけるサポートとは何か?を、生徒に尋ねてみると、「ボールをもらう」や「ボールキャリアが捕まったらオーバーに入る」「声を出す」などいろんなアイデアが出て来ました。
その中でも本日はシンプルに前進したボールキャリアに対し、自分がどの位置にいてどういうパスが欲しいのか、ということにフォーカスをあててドリルを組み立てました。
また、狭山クラスには初心者の生徒もいますので、ここで一度基本的なパスの習得をしてもらうために、最初のウォーミングアップでパンチパスを短い距離から少しずつ伸ばしていき、パスの投げ方や取り方の基本動作を学んでもらいました。
基本動作を学びながら、自分のパートナーのパスはどこまで投げられるのか、また精度はどんなものなのかを知る事で、その後のドリルを行う上での情報源となる事を伝えると、ただパスを自分のために投げるのではなく、相手を観察して投げるようになっていたので目つきも変わりましたね。
そして4人組でのドローパスを行い、パスした後にさらにもう一度パスをもらえるコースにフォローをするシンプルなサポートドリルを行いました。
そこからさらに、ディフェンスを付けて状況判断(ディシジョンメイキング)をしてもらい、今まで使った、習ったスキルやテクニックを活かしたドリルを行いました。
ドリルが上手くいかなかったり、分からない状況が見えてくると一度止めて、生徒に問いかけるようにしております。
そこでは、コーチが一方的に話すのではなく、双方向の関係性を持つように簡単な質問を投げかけて生徒に答えてもらうように工夫をしております。
生徒自身が答える事で、アウトプットされる狙いがあり、また自分が言った答えに責任を持たせる狙いもありますね。
他にもコーチが介入しないチームトークもボールゲームを中心に活用しております。
生徒同士で話す事で、より良い答えは何なのかをみんなで考えてくれます。
話す時間も30秒から60秒と決めておくと、ダラダラせず短い時間の有効活用も自然と身についてきます。
そうすると大抵、その後のプレーでは一気に成功、成長する傾向にあって、生徒も自信がついてきて少しずつですが自主的に話すようになってきます。
こうした流れをラグビーのパフォーマンスだけではなく、併せて育んで行ければと思います。
第4回の練習メニュー
1 アクティブウォーミングアップ
→パンチパス
→ダイナミックストレッチ
2 SAQ
3 ドローパス
4 サポートパス
5 サポートディシジョンメイク
6 体幹トレーニング
7 ボールゲーム
8 振り返りの時間
メインコーチ
三宅 敬
アシスタントコーチ
西村 築