第18回W.K.S.Pアカデミー(前橋クラス)レポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのメインコーチを務めます、みやっきーです!
日が暮れるのが早くなったなぁ、と実感する中でのアカデミー前橋クラスでした。
小学生クラスが終わる頃に霧雨が降ってきて、中学生クラスは終始霧雨の中、行いました。
さて、本日のテーマですが先週の太田クラスに引き続き「スペースにボールを運ぼう」でした。
前回まで、ボールキャリアが前進することをテーマに行っていたので、今回のテーマはその発展系と言える内容となりました。
ドリルの目的、それに対するそれぞれの役割を明確にしながら準備の大切さを再認識した中で行いました。
3人のディフェンスのうち、コーチが指名したディフェンダーが後ろに下がってスペースを作る状況判断ドリルでは、どこのスペースが空いたのかを意識させました。
とてもシンプルで難易度の低いドリルなのですが、この基本を体に染み込ませることで最後のボールゲームの基礎となるということを伝えました。
目の前にスペースができたら「空いた!」や「(ボールを)回せ!」などシンプルな声が出ていましたね。
そこからさらに精度を高めるのであれば「空いたスペース」に対してどういう風にボールをもらいたいのかを具体的に言えるようになると、よりトライの取れる確率が上がってくると思います。
そして次にL字ドリルを行いました。
ディフェンスは横にしかスライドできないので、アタックは縦のスペースが確保されています。
ただ、ディフェンスもボールキャリアに行くのかサポートプレーヤーに行くのかを駆け引きしているので、目の前が空いていると思っていてもディフェンスに阻まれるケースがたくさんありました。
ここでもう一度先週までのことを思い出して、ボールキャリアは「前進」することを振り返りました。
前進するパワーあればディフェンスが絶対その選手を止めようとします。
そうさせた時に初めて味方にパスが通るシチュエーションが出来上がります。
以上のことを改めて確認して行うと、非常にアタックの質が上がりました。
アプローチの方法を変えるだけでアカデミー生達のパフォーマンスが一気に変化しました。
これは我々コーチ陣も成長しなければいけない部分ですね。
今後も試行錯誤を繰り返しながら成長を楽しんできましょう!
本日の前橋クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→通り抜けゲーム
→ダイナミックストレッチ
2 ミニハードル&ダッシュ
3 3 v 2(状況判断ドリル)
4 L字3 v 2,4 v 3
5 ボールゲーム
6 振り返りの時間
W.K.S.P
Takashi MIYAKE