第38回W.K.S.Pアカデミー合同レポート&御礼
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのメインコーチを務めます、みやっきーです!
3月23日(水)の前橋クラスと3月24日(木)の太田クラスをもちまして、今年度のW.K.S.Pアカデミーは終了となりました。
前橋クラスは最後、強風と雨、太田クラスは寒かったものの天気に恵まれたという非常に対照的な最終回となりましたが、大きく共通していた部分はアカデミー生達の大きな成長でした。
これは決してお世辞でもなく、また自分の指導を肯定しているのではなく、本当に1年間の成果がぎゅっと詰まった最後のレッスンで、このまま時間が止まればいいのになぁ、と、ふと思うくらいアカデミー生達のラグビーに対して楽しんでいる表情やプレーの充実ぶりに僕自身も顔が緩みっぱなしでした。
1年間を振り返るとそれぞれのクラスにそれぞれの個性や特徴がありましたね。
前橋クラスの小学校5.6年生は、一番人数の多いクラスでした。
それなので一番活気があって様々なキャラクターがいましたね。
全てをまとめ切るのに大変でしたが、回数を重ねるごとにアカデミー生の中から「コーチの話を聞こう」「静かにしよう」などといったサポートがあり、非常に助かりました。
同じ仲間に注意を受けたアカデミー生も、反発することなく素直に受け止めて、気持ちを切り替えて練習に取り組んでくれました。
続いて前橋クラスの中学生は、大人びた印象を受けました。
プレーのスキルレベルの高さもそうなのですが、普段の会話や練習中のコミュニケーションなども中学生を感じさせない雰囲気がありましたね。
安定した人数が毎回来ないのも特徴で、よく人数合わせで僕や大澤も一緒にプレーをしてたので、より内側からの指導や成長を見ることが出来ました。
練習が終わってからの個人練習も熱心でした。
そして太田クラスの小学生5.6年生です。
このクラスは一番人数の少ないクラスでした。
最初は6人からというスタートでして、練習ドリルの組み立てもこのクラスだけは特別に用意して行っておりました。
その分、僕自身もコーチングの引き出しを増やすことが出来ましたし、一人増えるたびにみんなで喜び温かく迎えあう雰囲気がとても素敵でした。
また、どのクラスよりも大人しかったため、反応をしてもらうために試行錯誤しましたが、人数が少ない分、一人一人に接する時間も長かったので、ゆっくりじっくり活動を行うことが出来ました。
そして最後に太田クラスの中学生です。
ある意味で僕の感情のコントロールを一番揺さぶってくれたクラスでした。笑
一人一人の個性が強いのが特徴で、一番楽しんだ分、一番注意もしたクラスでした。
練習を途中で切り上げたこともありましたね。
その翌週には見違えるほどの集中力と高い意識でこちらがビックリするくらいのパフォーマンスを発揮してくれました。
波はあったのですが、安定したサプライズもあって楽しかったです。
と、こうして振り返ると1年とは思えない思い出の数々で、文章にすると涙腺が緩んできます。
特に中学3年生は1年間しかアカデミーを出来なかったわけですが、多くのものを残してくれて、W.K.S.Pアカデミーの1期生に相応しい姿で卒業してくれたと思います。
歴史の新たな1ページとして刻んでいき、また来年度の成長に繋げていけるよう僕も成長の歩みを止めず、頑張っていきたいと思います。
最後になりましたが、各スクールやクラブの関係者の皆様、大事な選手を快く送り出してくださったことに感謝申し上げます。
県協会、地域協会の皆様にはグラウンドのご提供や告知、運営にあたりまして様々なサポートを賜りました。
そして何よりアカデミー生の保護者の皆様には、多大なるご協力とご理解を頂戴しましたことに心より御礼申し上げます。
保護者の方の温かいサポート無しでは、充実した1年を迎えることは出来ませんでした。
アカデミー生の送り迎えもそうですが、今までになかったイレギュラーな1週間のスケジュールになったにも関わらず、いつも温かいお言葉をかけて頂いたことにも大変感謝しております。
時には運営をさらに良くするためのアドバイスも頂きまして、2年目以降の課題クリアのためのお知恵として活用させて頂きます。
まとまらない文章と長文になってしまいましたが、今後もいろいろと整理をしていきたいと思います
それではまた来年度のW.K.S.Pアカデミーを楽しみにしていて下さいね!
本当にありがとうございました!!
W.K.S.Pアカデミー
メインコーチ 三宅 敬