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第28回W.K.S.Pアカデミー前橋クラスレポート

W.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、みやっきーです!

 

クリスマスやお正月などのCMや、今年の流行語大賞の発表、そして今年の漢字1文字などをテレビで見ると「あぁ、今年ももう終わるのかー」と、年末の雰囲気がグッと深まりますね。

 

ちなみに今年の漢字1文字は「密」でしたね。

実は少し前のレポートで予測していました。笑

https://wksp.jp/archives/news/7103

 

そしてさらに今週から気温も一気に下がってめちゃくちゃ冷え込みます。

 

アカデミーではなるべくテンポを上げて運動量がしっかりと確保できるようにプログラムを作成し、そしてアカデミー生が集中できるようなアプローチを心がけていきます。

 

先週の前橋クラスのレポートにも少し書きまして太田クラスのレポートに詳しく書いたのですが、改めてアカデミー生にお願いしたいのは「コーチから教わることに慣れないでほしい」ということです。

 

 

コーチから教わらない、ということではなく教わることが当たり前になって自分で考えようとしないことを防ぐという意味です。

 

もちろんわからないことや初めてのことなどはコーチが最初に伝えなければならないのですが、一つ一つのプレーの判断はアカデミー生自身がプレーの選択をして成功したのか失敗したのかを体験してほしいです。

 

「自分でプレーの選択をした」というのが大事で、選択するためには瞬間的に今自分が持っているスキルをどう使えばいいのか、という判断になります。

 

判断できてもスキルが伴わなければ失敗することもあるでしょう。

 

だから練習するんですね。

 

「なんのための練習なのか?」という目的を示すのはコーチの仕事です。

 

 

目的が理解できれば目的のためにたくさんプレーして失敗も成功も経験を積む。

 

そして少しずつ上手くなる。

 

乗れなかった自転車が乗れるようになったのは「自転車に乗れるようになる」という目的があって、ペダルの漕ぎ方を教わり、あとはひたすら練習してコツを掴んで乗れるようになっていく過程があるからですよね。

 

考え方は同じなので、コーチはみんなが安全に思い切ってプレーできる準備をお手伝いします。

 

プレーするのはアカデミー生ですから一つ一つを教えることはできませんし、やりません。

 

もし、コーチの教える時間が長いなぁ、と思ったら「そこまで教えなくて大丈夫!」と、教えてくださいね。笑

 

さて本日のレポートです。

 

■ランダムアタック

 

先週から引き続きのスキルなのでみんな最初のデモンストレーションでルールややり方、そして「スペースにボールを運ぶこと」という目的もすぐに思い出してくれました。

 

 

スペースにボールを運ぶ過程で、もしパスが繋がらなかったりディフェンスに捕まってしまったとしてもそれはこのスキルに関しては失敗ではありません。

 

 

スペースにボールを運ぼうと判断したことが最も目的に近づけるためのマインドですので、みんなに期待したいのは中途半端なプレーではなく思い切ったアタックの選択をしていろんな経験をしてもらうことです。

 

 

■ルッキングアタック(タカレポート)

 

このドリルでは「コミュニケーションを取ること」を目的として練習してもらいました。

 

 

どんな場面でコミュニケーションを取るのか?どんな内容で取るのか?

 

単に声出せという強要ではなく、どうしてコミュニケーションを取るのか?を説明しながら取り組んでもらいました。

 

 

前方にある状況を確認する

ディフェンスの位置やスペースが確認できる

攻める道筋が見える

コミュニケーションを取る

 

という風にイメージしてもらいました。

 

 

もしそれでも難しいのであれば、一番最初の「前方にある状況を確認する」ができるようにするアプローチ方法がありますが、その時の状況に応じてコーチングしていきます!

 

アカデミー生が自分で考え理解できるようなコーチングを心がけます。

 

■トライラックレース(まっさんレポート)

 

新しいドリルとなります。

 

 

4列でパスを回し、コーチの合図でスタートをしトライを目指します。

 

ただしトライを目指す中にルールがあります。

 

コーチはマーカーの色を合図として指定をします。その指定されたマーカーの上でトライラックをし、2人目がボールを捌き、1人目2人目とパスを回してトライを目指します。

 

 

ということはトライラックからトライするまでの間に必ず4人がボールを触ることになります。

 

このドリルの目的は「役割を明確にする」ことです。

 

1人目から4人目までそれぞれ役割がありますね。

 

 

その役割の決め方はどんな方法があるでしょうか。

 

そしてその決める時間は早ければ早いほどアタックは前進するチャンスが生まれやすくなります。

 

ボールに近い人ほど役割があるのではなく、ボールから離れている人にも必ず役割があるので、このドリルでは4人が役割を明確にするためにできることを全力でチャレンジしましょう!

 

■ボールゲーム

 

小学生、中学生共にボールゲームの質がめちゃくちゃ高かったです。

 

シンプルにみんなが上手くなってるのですが、プレーの判断、コミュニケーションといった仲間と一緒にプレーすることがボールゲームの中で十分に出来ていました。

 

3人のコーチのスキルの繋がりを意識してくれていたのも要因の一つですね。

 

冒頭で述べたようにボールゲームではまさにコーチから教えられるものではなく、アカデミー生自身で瞬時に判断してプレーすることが試されます。

 

今自分ができる事を一生懸命やり続ける気持ちを大切にしてくださいね。

 

【次回のW.K.S.Pアカデミー前橋クラス】

日時:2020年12月23日(水)

場所:前橋市営ラグビー場

小学生:17時10分〜18時30分

中学生:18時50分~20時10分

 

本日の前橋クラスの練習メニューです。

 

1 アクティブウォーミングアップ

→トライラック

→ダイナミックストレッチ

2 ランダムアタック

3 ルッキングアタック

4 トライラックレース

5 ボールゲーム&タカトレ

6 振り返りの時間

 

W.K.S.P
Takashi MIYAKE

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