第24回W.K.S.Pアカデミー前橋クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、みやっきーです!
本日のW.K.S.Pアカデミーではなんと先日、全国高校ラグビー大会群馬県予選を勝ち抜いた明和県央高校ラグビー部の皆さんが遊びに来てくれました!
まずは全国大会出場おめでとうございました!
そして本日遊びに来てくれたみんなはW.K.S.Pアカデミーの3期生と4期生です。
卒業しても遊びに来てくれるその気持ちが嬉しいですね!
こうして少しずつですがW.K.S.Pアカデミーにも歴史や文化ができていきます。
関わってくれた全ての人がいるから出来るものです。
いつまでもみんながアカデミーの卒業生として誇れる人生を過ごしてもらえるために、我々も変わらず負けずに元気に頑張ります!
そしていつでも帰ってこれるように心を開いて待ってます。
そんな本日は非常に暖かい1日でした。
ここ数日は天候に恵まれていますが、乾燥した空気なので水分補給はもちろんなのですがウイルスが蔓延しやすいので気を付けましょう。
新型コロナウイルスの新規感染者がまた増えてまいりました。
何度も繰り返しになりますが、基本的にはマスクの着用をして距離をなるべく取る意識、そして換気のいい空間を作る工夫と手洗いうがいの徹底を行ってください。
みんなで習慣化しましょう。
さて本日のレポートです。
■3対3(タグ)
先週と同じ内容ですが、1週間経つと細かい部分が抜けてしまうこともありますので本日も先週同様に「ルールの理解」を目的に行いました。
さらに少しアタック側の有利性を与えるためにタグを取られてからすぐにパスを出せば少し前に出ていたとしてもOKとしました。
また同様に、タグを取られて2〜3歩前に出てしまっても、止まる意識があれば戻らずにパスをしてもOKとし、ただし大幅に出過ぎた場合のみ戻すようレフリングしました。
ここでの理解がタグラグビーの試合の質を上げてくれます。
■2ラインアタック
タカ考案のメニューです。
今週はサポートプレーヤーにフォーカスを当てて、何ができるか考えてもらいます!
試合の中ではボールを持つ時間よりも持っていない時間の方が圧倒的に多いんですね。
なのでボールを持っていない時間をいかに有効的に使うかによってゲームの優勢に大きく関わります。
スローフォワードにならないようにするには我慢や耐えることが大事ですが、それ以外にも走るコースがあります。
他に自分の位置を知らせる、ボールが欲しいタイミングを伝える「コミュニケーション」も欠かせないです。
ジュニア世代で、ボールを持たない時間を意識するとかなり他のチームとは差をつけられます!
ボールを持たない時の各々スキルを磨いていきましょう!
■はりつきディフェンス
まっさん考案のメニューです。
今週はディフェンスにフォーカスを当てたドリルをしました。
アタックは3人でパスを回し、ディフェンスはボールの前にはりつくといったシンプルなドリルです。
アタックがトライを取るためにスペースにボールを運ぶことはアカデミー生も理解していますね。
逆にディフェンスは相手に前進をさせないように、ボールを持ったプレイヤーの前に立つことでそのプレイヤーの前進という選択肢を減らすことができます。
また左右どちらか予測できない中でのはりつきなので、小学生中学生ともに自然と重心が低くなっていましたね!
素早く反応するための体の使い方はとても良かったです!
■変則タグラグビー
3対3での続きになりますが、変則的なルールとしてはタグを2本取った場合はタグ2回分とカウントして一気に攻撃権を2回奪うことができます。
これはディフェンスにとってかなり有利ですよね。
しかしなかなか2本一気に取る場面はそう多くはありません。
なぜならば1本取ることも意外と難しいからです。
アタックが必死でディフェンスを交わす動きをしているのも要因の一つですね。
しかしまっさんのドリルでやったように、アタックに対して常に真正面でディフェンスをすることができれば、一人で2本のタグを取るチャンスは一気に増えるかもしれません。
それまでのラグビースキルがタグラグビーのゲームにおいても活きるよう繋がりを意識することはこれまでとは変わりません。
ぶつ切りにするのではなく、関連性を持って練習を楽しみましょう!
【次回のW.K.S.Pアカデミー前橋クラス】
日時:2020年11月25日(水)
場所:前橋市営ラグビー場
小学生:17時10分〜18時30分
中学生:18時50分~20時10分
本日の前橋クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→じゃんけんすごろく
→ダイナミックストレッチ
2 3対3(タグ)
3 2ラインアタック
4 はりつきディフェンス
5 変則タグラグビー&タカトレ
6 振り返りの時間
W.K.S.P
Takashi MIYAKE