第20回W.K.S.Pアカデミー太田クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、まっさんです!
ここ最近11月とは思えないくらい暖かく、からっ風の準備をしていましたが、半袖で十分過ごせる陽気でしたね。
また新型コロナウイルスの新規感染者も日に日に多くなってきました。
アカデミー開始前後のアルコール消毒、またトイレや手洗い場にはハンドソープを準備しておりますので、手洗いやうがいの徹底をしていきましょう!
では、本日のレポートです。
■3対3(タグ)
先週に引き続き、最後の変則タグラグビーをより良く楽しむため、そして質の高いプレーを引き出すために3対3(中学生は2対2)のミニゲームでたくさんプレーをして「ルールの理解」の目的を達成させました。
今週はアタックに勢いを与えてテンポを上げてもらいたいので、タグを取られたらすぐにパスをする事を意識してもらいました。
とは言えタグを取られた位置から前に行き過ぎたら戻らないといけないので、勢いを失いテンポも上がりません。
なのでアカデミー生には取られたらすぐにパスが出来るようにサポートプレーヤーの重要性と、ある程度のルールの緩和によって勢いとテンポを引き出しました。
ただしこれらは基本ルールを理解していないとアタックの有利性が活かされないのでまずはしっかりとルールを覚えましょうね!
■2ラインアタック
タカ考案のメニューです。
トライが出来る方向が2方向にあり、DFの動き出しによってトライできる方向が決まります。
ボールを持ってる人、サポートプレーヤーの位置関係によってスローフォワードになるような場面が多くありました。
スローフォワードにならないようにするには?
・溜める(我慢)
・スピードの調整
・走るコース
・コミュニケーション などなど
があげられます。
いいポジジョンでボールをもらえるようにトライまでのシナリオをイメージすることが大切です!
色んな場面をどんどん練習していってイメージできるように積み重ねていきましょう!
■はりつきディフェンス
先週はアタックを目的としたドリルを行いましたが、本日はディフェンスの「はりつき」を目的としました。
3対1(4対1)の状況は変えず、20秒間パスを回すアタックに対しボールの前にはりつきます。
どちらも前進することはありませんが、ディフェンスは右に左に、時にはフェイントに反応し常にボールの前にはりつくので20秒間でもかなりの運動量になりますね。
ボールの前、つまりはボールキャリアの前に立つことで前進するスペースを埋めることができます。
それだけでも相手に対してはプレッシャーになるので、必死に食らいつくしつこい「はりつき」をこのドリルで磨いていきましょう!
■変則タグラグビー
3対3のドリルで緩和されたアタック優位のルールが活かされた、とてもスピーディな展開が小学生中学生ともに見られましたね。
ボールキャリアのスピードは前回もありましたが、サポートプレイヤーの動き方次第でさらにテンポが上がりました。
ディフェンス側も最後まであきらめずにタグを追いかけトライ寸前にタグを取りトライを阻止するプレーも見られ、レベルの高い攻防が見られました。
スペースにボールを運ぶアタック、そのスペースを埋めるディフェンスといった考えはラグビーとは変わらないので、タグラグビーとラグビーを切り分けるのではなく、タグラグビーから学んでラグビーの成長に活かしましょう!
【次回のW.K.S.Pアカデミー太田クラス】
日時:2020年11月26日(木)
場所:尾島公園グラウンド
小学生:17時10分~18時30分
中学生:18時50分~20時10分
本日の太田クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→じゃんけんすごろく
→ダイナミックストレッチ
2 3対3(タグ)
3 2ラインアタック
4 はりつきディフェンス
5 タグラグビー&タカトレ
6 振り返りの時間
W.K.S.P
田仲 一正