第19回W.K.S.Pアカデミー太田クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、みやっきーです!
昨日の11月11日は一年の中でも記念日の多い日ということで、翌日の今日は何の日なのか調べてみました。笑
いくつかありましたが「いいひふ」という語呂合わせで「良い皮膚の日」というそうです。
すっかり寒くなってきまして肌が乾燥しがちです。
気づかないうちに肌がカサカサになてしまって掌も乾いているのでボールが滑りやすくなるのもこの時期のあるあるですね。
イボイボのついた手袋の着用も寒さ対策だけではなく滑り止めには多少の効果があるのでしょうが、手袋をつけているのでパスの感覚が変わってしまい思うようなパスが投げづらくなるデリケートな選手もたくさんみてきました。
自分にあった手袋を探すのか、それとも乾燥した手でも普段と変わらずキャッチをしてパスを投げる練習をするのか、それとも滑り止めのクリームを塗るのか・・・。
それらは人ぞれぞれの判断になるので正解は必ずしもひとつではありません。
いろいろ試してベストな方法を探すのは練習と同じ作業ですね。
そういったことも前向きに楽しみながら考えるようになってくれたら嬉しいです。
ちなみに僕は寒い時期に手袋をしていると腕時計のストップウォッチがうまく押せないので、どんなに寒くてもアカデミー中は手袋をしません。
めちゃくちゃ寒いんですけどね。笑
さて、本日のレポートです。
■3対3(タグ)
目的としては「タグラグビーのルールを理解する」ことです。
みんなのイメージにタグラグビーのルールはぼんやりあるのですが、実際にゲームとなると基本的なタグの取り方、返し方が曖昧になります。
これが曖昧になるとゲームが円滑に機能しないので、タグを取ったらしっかり手をあげて「タグっ!」と大きい声でいう。
そしてタグを取ったら相手に手渡しで返し、受け取る方も受け取ってからタグをちゃんとつけてからプレーに参加するという基本的ルールを3対3のミニゲーム形式で学んでもらいました。
ルールの理解とともに、純粋に楽しんでくれていたのが印象的でした!
■2ラインアタック
タカ考案のメニューです。
四角形の4つの辺のうち、アタックは2辺にトライができまして、しかもディフェンス1人に対してアタックは2人います。
どちらが有利かといえばアタックの方が確実に有利なんですね。
それでもアタックはよりトライの確率を上げようとしてパスの距離を伸ばそうとしたり1人でも十分にトライが取れるのにしっかり2人でトライを取ろうとしてミスをする場面も少なくなかったです。
目的から外れてチャレンジすることはプレーの質を下げることになりますので、チャレンジをするならば目的に沿ったチャレンジをして楽しみましょう。
■スピードスペースアタック
まっさん考案のメニューです。
ラグビーの原則である「前進」をあえて行わずにディフェンスをパスだけで揺さぶりスペースを作ってトライを狙うという趣向を凝らしたクオリティーの高いメニューでした。
アカデミー生にはトライを取るイメージはしっかり持ってもらいましたが、イメージと今のスキルとは少し距離があるため、特に小学生は思うようなトライが取れた人は少なかったのかなという印象でした。
でもイメージを持つってことはすごく重要で、足りないスキルを高めてくれるモチベーションになります。
上手くいかないことにストレスを溜めるのではなく、上手くいくために何ができるのかを探って仲間と一緒に楽しみましょう!
■変則タグラグビー
いつものボールゲームのタッチとは違ってタグを取らない限りアタックは止まってパスをする必要が無いのがタグラグビーです。
つまりラグビーに近い人と人との間の突破が度々見られるのも面白いですし、そこでのコンタクトは原則起きない(起きてしまうとペナルティー)ためボールキャリアも躊躇なく突破するイメージを持てるのかなと思います。
ただしタグを取られたらそのままの勢いで前に出てしまうと戻らなければならないし、もし仮に人と人との間を突破しようとしてタグを2本取られたらタグ2回分をカウントされるので、今回の変則ルールの面白いところであり難しいところでもあるのかなと思いました。
ディフェンスの人もボールキャリアに手が届かなくても、風で流されてるタグを取ればディフェンスが成功します。
つまり粘り強いディフェンスが出来ますね!
【次回のW.K.S.Pアカデミー太田クラス】
日時:2020年11月19日(木)
場所:尾島公園グラウンド
小学生:17時10分〜18時30分
中学生:18時50分~20時10分
本日の太田クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→じゃんけんすごろく
→ダイナミックストレッチ
2 3対3(タグ)
3 2ラインアタック
4 スピードスペースアタック
5 タグラグビー&タカトレ
6 振り返りの時間
W.K.S.P
Takashi MIYAKE