ワイルドナイツスポーツプロモーション

Common その他

Newsぺージ

第18回W.K.S.Pアカデミー太田クラスレポート

W.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、みやっきーです!

 

今年で3年連続となります、赤城少年院さんでのタグラグビー教室が本日行われました。

 

今年は全4回の教室になるのですが、第1回目の本日は温かい気候の中、初めて会う生徒と共にタグラグビーを通じたいろんな学びを伝えてまいりました。

 

特別なことは一切なく『ルールの中で自分の可能性を発揮しましょう』というメッセージは強調しつつ、あとは目的に向かって個人の工夫やチームでの工夫をルールの中で楽しんでもらいました。

 

ではここで、なぜルールって必要なんでしょう?大切なんでしょう??

 

ルールって聞くと「守らなけばならない」「縛られてる」「窮屈」など前向きにならない人もいると思います。

 

実際、僕もルールって聞くとかしこまってしまいます。笑笑

 

スポーツはもともと勝利を目指すことを優先にするのではなく、みんなが楽しむために行われるべきものなんですね。

 

それが時代の流れとともに「勝つことが一番」と、勝利至上主義になってしまい、秩序が乱れて勝つために何でもありの風潮になりつつある動きに、ストップをかけるためルールというのは設けられてきました。

 

さらにルールは身の安全を守るための大事な役割も担っております。

 

ルールがあるから安全にプレーを楽しめるんですね。

 

どんなに強くてもどんなに足が速くてもルールの前には勝てません。

 

つまりルールに勝とうとするのではなく、ルールをうまく活用することこそが大事なわけで、ルールの理解は勝敗にも大きく関わってきます。

 

でも一生懸命ゆえにうっかりペナルティーやミスをしてしまうこともあるでしょう。

 

その時はルールがしっかりとみなさんに学びを与えてくれますので、感情的にならずに冷静に振り返って次は同じ過ちを繰り返さない努力をしましょうね。

 

 

さて、本日のレポートです。

 

■こおりおに

 

 

ボールゲームのコートの中で縦横無尽に走り回って行いましたが、スピードのコントロールや視野が広くなければ衝突事故を起こしてしまう可能性もあります。

 

慣れ親しんだ遊びではありますが、本気でやると狭いスペースでも十分な運動量が確保されるのでウォーミングアップには最適です。

 

さらに視野が広がるのでその後の練習にも広い視野が生かされることを期待しています。

 

例え鬼にタッチされても復活のチャンスはあるので、捕まったことをアピールする情報伝達も一つのスキルとして遊びの中から磨いていきましょう!

 

■サークルスペースボール

 

 

 

先週に引き続いてのメニューですが、ボールを1個にしましたのでアタックの目的である「(20秒間で)一つでも多くトライを取る」のが先週よりも難しかったかもしれません。

 

それでも目的のためにアタックがまず持って欲しいマインドが「1回でも多くアタックすること」です。

 

攻めなければトライは生まれないし時間はどんどん過ぎていきます。

 

 

無茶苦茶にアタックを仕掛けて下さい、とは言いませんが、何度もチャレンジするマインドで攻め続けて欲しいです。

 

その中で広い視野でスペースを探し、パスの精度やキャッチの精度、そしてコミュニケーションスキルを高めて欲しいですね。

 

■4列パスレース

まっさん考案のメニューです。

 

 

小学生は2チームでレースを、中学生は1チームしか作れなかったので目標を立てて臨みました。

 

先週と同様に「スピード」がキーポイントととなり、そのスピードにもいろんなスピードがありましたね。

 

パススピード、ランニングスピード、そしてセット(準備)スピード。

 

目的を達成するためにはその他にも大事なことはあるのですが、まっさんがみんなに伝えたのは3つのスピードにチャレンジして欲しいとのことでした。

 

 

明確でしたが、レースになるとやっぱり焦ってそのスピードがみんなにプレッシャーをかけました。

 

ディフェンスはいませんでしたがゲームに近いプレッシャーだったと思います。

 

 

■2対1、3対2(中学生)

タカ考案のメニューです。

 

 

 

先週に比べて小学生も中学生も限られたスペースの使い方が非常に上手でした。

 

限られたスペースの使い方とは、1人目がボールをもらう場所であったりディフェンスとの間合いもスペースになりますね。

 

ボールをもらう場所、パスを投げるタイミングがほんの少しでも遅れるとトライに繋がらないのはレベルの高い証拠です。

 

 

 

でもそのほんの少しがとても大切だということを理解してくれると嬉しいですね。

 

 

■ボールゲーム

 

小中学生ともにボールがよく動くボールゲームが見られました。

 

アタック側の人やボールが動くとディフェンスも動きます。

 

となると新しいスペースが生まれたりスペースが広がったりします。

 

スペースが広くなるといってもコートが大きくなるわけでも相手の人数が少なくなるわけでもありません。

 

ボールの動かし方でディフェンスの多くが局地的な場所に引き寄せられたり、もしかしたら裏のスペースをケアして前が空くといったイメージをして下さい。

 

逆に裏のスペースを攻めたい場合はどこにボールを運べば裏のスペースが出来やすくなるのか?といった将棋のような駆け引きができるようになるとおもしろいですね!

 

【次回のW.K.S.Pアカデミー太田クラス】

日時:2020年11月12日(木)

場所:尾島公園グラウンド

小学生:17時10分〜18時30分

中学生:18時50分〜20時10分

 

本日の太田クラスの練習メニューです。

 

1 アクティブウォーミングアップ

→こおりおに

→ダイナミックストレッチ

2 サークルスペースボール

3 4列パスレース

4 2対1、3対2(中学生)

5 ボールゲーム&タカトレ

6 振り返りの時間

 

W.K.S.P

Takashi MIYAKE

ニューストップへ →

お問い合わせありがとうございます。

後ほど、ご連絡いたしますので、しばらくお待ちください。