第22回W.K.S.Pアカデミー前橋クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、みやっきーです!
今週から11月のアカデミーとなりますね。
今年度は新型コロナウイルスの影響で4月から開催できなかったため、当初予定していたカレンダーも大幅に変更せざるを得ない状況です。
予備日をフル活用しても年間40回は達成されないのが非常に残念ですが、1回1回を大切にこれからも準備を怠らずに運営してまいります。
ですので前橋クラスは6月に始まってこのままノンストップで年末まで走りますから、皆さん体調管理はもちろんのこと笑顔と元気で来てくれることを期待してますね!
各地のラグビースクールもWorld Rugbyや日本ラグビーフットボール協会が示したガイドラインに沿って運営され、すでにコンタクト練習の段階的プログラムを達成してゲーム形式の交流も始まってます。
「ゲーム」や「交流」という言葉はワクワクしますし少しずつかも知れませんが、戻りつつあることを実感させてくれます。
各スクールの努力度も互いに共有して群馬県のラグビーが一つのモデルケースになるとこれまた嬉しいですね。
日本のラグビーシーンは大学ラグビーが盛り上がりを見せて、ついに後半戦に突入しました。
(関東協会主催の対抗戦、リーグ戦)
アカデミーのOBや群馬県で生まれ育った先輩達も各チームで頑張っているので、みんなで応援しましょうね!
群馬県の高校ラグビーもいよいよ準決勝。
手に汗握る戦いにこちらも注目ですね!
さて本日のレポートです。
■サークルスペースボール
先週は複数のプレーヤー(3〜4人)にボールは2個でしたね。
なのでディフェンスからすると複数のプレーヤーと2個のボールを追っかけなければならないので大いに不利でしたが、本日はボールを1つにしました。
ディフェンスは有利になったか?といえば、それでもやはりアタックの方が有利だと思います。
360度のトライをいくら人数が多くても守るのはなかなか難しく、それは絶対にどこかにスペースが空いているからですね。
アタックはどこにスペースが空いているのかをまずはしっかり探して仲間とコミュニケーションを取りましょう!
■4列パスレース
まっさん考案のメニューです。
1分間のレースを3回行いました。
チャンスは3回なので先週よりも濃密な1分間になりましたね!
レースへの意識は高く、努力度が高いのも先週以上でしたが1回のミスで勝負を諦めないことや「マーカーを超えてトライ」といわれててもマーカーの手前でトライをするという簡単なエラーはどんなシチュエーションでも失くしたいですね。
ほんの少しの意識の差で勝負は大きく影響してきますよ!
■2対1、3対2(中学生)
タカ考案のメニューです。
小学生は2対1を、中学生は3対2までやりましたね。
先週同様に最初にボールをもらう選手が全体の幅(スペース)を意識して意図的にボールをもらいているのかがトライという目的を達成させるためのキーポイントでした。
さらにまっさんのドリルでやったストレートランが活かされれば理想的な形にはなるのですが、あえて斜めに走ってディフェンスを2人引きつけてトライを演出する中学生もいたので、工夫やアイデアはプレーヤーの特徴であり楽しめるシーンもありました。
しかし自分勝手なプレーになってしまうとプレーの質だけでなく、空気もあまり良くならないので気をつけたいところです。
■ボールゲーム
小学生は風の強い中、パスを多用していたと言えばチャレンジングでポジティブに取れるのですが、あまり意図としてパスを選択してたというよりはパスが目的になっていた印象があったので振り返りの時間を使ってみんなに伝えました。
2回目はボールキャリアはランなのかパスなのかをしっかり選択できていたと思います。
中学生はラン、パス、キックの判断が全体的に良かった印象でした。
ただしどちらかというとサポートプレーヤーよりもボールキャリアが全てを判断していたので、サポートプレーヤーが目の前の状況を把握して判断してボールキャリアをコントロールできるとなお良いですね!
【次回のW.K.S.Pアカデミー前橋クラス】
日時:2020年11月11日(水)
場所:前橋市営ラグビー場
小学生:17時10分〜18時30分
中学生:18時50分~20時10分
本日の前橋クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→こおりおに
→ダイナミックストレッチ
2 サークルスペースボール
3 4列パスレース
4 2対1、3対2
5 ボールゲーム&タカトレ
6 振り返りの時間
W.K.S.P
Takashi MIYAKE