第11回W.K.S.Pアカデミー熊谷クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、みやっきーです!
小雨の中での熊谷クラスになりましたが、動くと体温が上がってみんな気持ちの良い汗をかいてましたね。
4連休の初日はアカデミーのスタートになりましたが残りの連休も充実した時間にして欲しいと思います。
さて、今週のアカデミーでは新しいメニューを導入しているのですが、先週と先々週から唯一続けているのが4列パス(人数が少ないクラスは3列パス)です。
4人でパスをして隣のチームと競争し、どちらが速くパスができるかというシンプルなルールです。
でも競争というマインドが焦りにつながったり、準備不足で上手くパスが繋がらないシーンもしばしばあります。
焦らない、パニックにならない事が入り口として大切なのですが、どうしても「誰かがやってくれるだろう」や「スタートまで笛を待ってくれるだろう」と受け身な姿勢が多く見られます。
しかしそれらを前のめりな姿勢にするだけで一気にテンポも上がりますし準備の質も高くなります。
本日はさらにストレスをかけるためにテニスボールでやりました。
テニスボールは点でキャッチしないといけないのでラグビーボールよりも難しいですね。
慣れてきたところでラグビーボールに変えてやってみると、どうでしたか?投げやすかったりキャッチしやすくなかったでしょうか。
点で取る練習は走り込んでもらう時にも大切なスキルになります。
続いてペアスクエアアタックでは2 v 1のアタックで思うようなトライがたくさん取れましたか?
ディフェンスを引きつけてパスのイメージはみんなしっかり持ってましたが、そのパスの質はどうだったでしょう。
パスの質はパスを投げる人だけでなく、キャッチをする人のスキルも非常に重要です。
そもそもラグビーは前にパスが投げられないので、パスをキャッチするサポートプレーヤーはもらい方に気をつけなければなりません。
前で待つことは論外として、真横でもスローフォワードのリスクはあります。
だったらどうすれば良いのか。
頭の中でしっかりイメージ出来ていることを実践で何度もチャレンジして仲間とコミュニケーションを取りながら成功に導くことを期待しています。
「試合やボールゲームではちゃんとやるからいいや」と、もし思っていたらこれから大きな成長は出来ません。
練習でやったことは試合でちゃんと出ます。
それは失敗も含めて。
だったら練習では成功のイメージを形にしていく努力をすれば自ずと試合でも同じイメージが形に出来ます。
そもそもそのための練習ですからね!笑笑
自分の思いを伝えるのが恥ずかしかったり、どうしても人に頼ってしまいがちになるのがアカデミー生世代ですので気持ちはわかります。
でもそこをどう変えていけるのかを我々コーチもアプローチの方法を変えながらみんなと共に成長していきたいと思います。
【次回のW.K.S.Pアカデミー熊谷クラス】
日時:2020年9月26日(土)
場所:熊谷スポーツ文化公園内 西第1多目的広場
小学生:13時50分〜15時00分
中学生:15時30分〜16時40分
本日の熊谷クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→タッチボクシング
→ダイナミックストレッチ
2 L字パスレース
3 4列パスレース
4 ペアスクエアアタック
5 ボールゲーム&タカトレ
6 振り返りの時間
W.K.S.P
Takashi MIYAKE