第7回W.K.S.Pアカデミー熊谷クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、みやっきーです!
2週間前には感じなかった、照りつける太陽が肌をチクチク刺すほどの日差しの中、まずはアカデミーを開催するために熱中症対策を講じてアカデミー生達の安全を最大限に守る必要がありました。
開催時間を60分に短縮したり、ウェアの着用を自由にしたり、さらには塩分補給や瞬間冷却材なども常備して開催させて頂きました。
アカデミー生の皆さんにも自己管理を最大限に努めてもらう努力をお願いしておりますので、我々コーチはさらに対策を講じて皆さんと一緒に楽しくラグビーができる準備をしてまいります。
短縮ではありましたが、熊谷クラスも「リアクション」をテーマにして反応系のメニューを行いました。
最初はカラーフープをランダムに縦に並べてケンケンパをやりました。
ケンケングーがあったりケングーパーがあったり規則性のある動作から一転、後半は色によってケンだったりパーだったりグーだったりと不規則な動作で行いました。
この規則的な動きから不規則な動きに変わる様は、ラグビーに非常に似ていて、戦術やサインを使って規則性を持ってアタックプランを考えますが、試合を通してその通りに行くことはほとんどありません。(レベルが上がったり拮抗するチームとの対戦では特に)
不規則な事が不意に起きるのがラグビーと言っても良いですし、そこに対していかに早く反応できるかで勝負が決まってきます。
そんな規則、不規則を楽しんでから反応系のメニューへと移行しました。
リアクションジャッカルはボールを置いて、そのボールを挟んでペアが向かい合います。
コーチが「ボール!」と言ったらどちらが先にボールを触れるのかを競うのですが、いろんなコールを言う中で「ボール!」を聞き分けなければなりません。
もちろんお手つきはペナルティーです。笑笑
リアクション鬼ごっこも似ていて、ペアで向かい合ってパスをしている時に笛を鳴らします。
その時ボールを持ってる方は振り返ってボールを持ってない人から逃げ、ボールを持って無い人は追いかけます。
いつ笛が鳴るのかという緊張感を楽しんでもらいました。
反応が早いに越したことはありません。
また反応を早くするためにはいつ何が起きても大丈夫な準備と精神力も必要ですね。
ゲームに近いプレッシャーかも知れません。
それを楽しく仲間と競い合いながら出来たのは良かったですね!
ボールゲームではアタックはディフェンスにタッチされてから3秒以内にパスアウトしなければならないルールを導入しました。
3秒以内パスアウトするためにはボールキャリア、サポートプレーヤーそれぞれのスキルと意識が大事です。
それらは全て反応系のドリルでやっていますので、来週も同じメニューですから質が高く少しでも速い反応を期待していますね。
【次回のW.K.S.Pアカデミー熊谷クラス】
日時:2020年8月29日(土)
場所:熊谷スポーツ文化公園内 西第1多目的広場
小学生:13時50分〜15時00分
中学生:15時30分〜16時40分
予定です。
1 アクティブウォーミングアップ
→カラーフープケンケンパ
→ダイナミックストレッチ
2 リアクションジャッカル
3 リアクション鬼ごっこ(対面パス)
4 ミラーパスドリル(ターンオーバー)
5 ボール回収ゲーム
6 ボールゲーム&タカトレ
7 振り返りの時間
W.K.S.P
Takashi MIYAKE