第35回W.K.S.Pアカデミー熊谷クラスレポート
アカデミーW.K.S.P アカデミーのコーチを務めます、みやっきーです!
本日は縁があってジュニアジャパンの合宿にお邪魔しましてコーチングのサポートをしてまいりました。
集まった選手はU20に選ばれている選手も多く、2023年を見据えてのメンバーも多数いることでしょう。
もちろん選ばれた選手はそれぞれに所属チーム(企業や大学)があって、代表メンバーとして集まっております。
それは週末のラグビースクールやクラブに属しながら、平日の放課後に集まるアカデミーと似た感覚があります。(いや、ほぼ同じかな?笑)
選りすぐりのジュニアジャパンの選手でさえ苦労しているのが「コミュニケーション」です。
高いレベルのスキルや思考を持つ選手たちでさえ、コミュニケーションに苦労しています。
僕からすると苦労しているというよりも自分達で苦労させているという印象ですかね。
「ほんの一言添えれば」「あとちょっとボリューム上げて」「もう少し早く発信して」など、恥ずかしさや遠慮が勝ってしまって勇気が負けてしまってます。
でもアカデミー生は早くからそういう経験が出来ています。
「ジュニアジャパンの選手でさえ苦労しているのだから今はやらなくて良いや」ではなく「ジュニアジャパンの選手に勝つチャンス!」と、思って自分なりのコミュニケーションを頑張って下さい。
さて、本日のレポートです。
■スクエアタッチ
最初から2人か3人でボール1個にし、360度のトライを目指しました。
「1回でも多くトライを取るためには?」の問いに「コミュニケーションやスペースにボールを運ぶ」という答えがありましたが、一番は「1回でも多くアタックすること」です。
また、ディフェンスを動かすにはアタック側の人とボールが動かなければディフェンスは動きません。
すなわちスペースが生まれないという事ですね。
今一度、アクション→スペースの関係性を皆さんなりに整理してみましょう。
■アクセルアタック(レポート:まっさん)
ボールキャリアが2人のディフェンスにタッチ(ダブルタッチ)をされればターンオーバーとなるドリルです。
先週同様キーポイントを突破とフォローとしています。
1度タッチをされてもプレーは継続するので、ペースを落とさず突破をして相手の裏に抜け出すことで次の攻撃が有効になります。
小学生中学生ともにスピードのある突破が見られました!
あと1つパスが繋がればトライに結びつくシーンがいくつか見られました。
そこでもう1つのキーポイントであるフォローが重要です。
遠い近い、浅い深いなどパスをもらえるポジションはどこなのか。
そしてそのポジションにいてボールを受け取るためにはどうすればよいか。
自分がトライを取れるかもしれない状況が目の前にあるので、自信を持ってボールを要求しましょう!
この2つのキーポイントが実行されたときにトライに繋がるシーンが多かったですね^ ^
■ハンドリング4 v 3(レポート:タカ)
先週と同じハンドリング4 v 3を行い、ボードを使ってわかりやすく伝えるようにアカデミー生達に伝えました。
キーポイントとして、
・ストレートラン
・ホットパス
の2つを意識した上でプレーしてもらいました。
しかし、ストレートラン(まっすぐ走る)が出来ても、ボールをもらってもすぐにパスをしてしまうことがありました。
その為、ディフェンスが流れてしまい、せっかくのアタックスペースを無くしてしまいました。
そこで効果的なストレートランとはなに?とアカデミー生に問いました。
「ディフェンスを引きつける」などと答えてくれました。
スペースを活かしつつアタックするという意図を理解出来たかなと思います。
プレッシャーや強度のある中でストレートラン、ホットパスの精度をさらに高めることを期待しています。
■ボールゲーム
小学生のレフリーを担当していたのですが、ルールを理解しきれてなくて安易なターンオーバーが多かったですね。
ドリルが繋がっていない印象もあったので、小学生にはチームトークでルールの整理とボールゲームを自分ないしは限られた仲間で楽しむのではなく、チームとして取り組むことをお願いしました。
本日の熊谷クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→ペア鬼ごっこ
→ダイナミックストレッチ
2 SAQ
→反応ダッシュ
3 ラグビースキル
→スクエアタッチ
→アクセルアタック
→ハンドリング4 v 3
4 ボールゲーム&タカトレ
5 振り返りの時間
W.K.S.P
Takashi MIYAKE