第40回W.K.S.Pアカデミー前橋クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、まっさんです!
先週の高崎クラス太田クラスに続きまして、本日前橋クラスが40回目を迎え、2022年度のアカデミーを締めくくることができました。
祝日ということもあり、普段は忙しくて見ることができなかった親御さんも今日はラストのアカデミーを見ることができたことだと思います!
また午前中はWBC準決勝の日本対メキシコ戦もあり、最後まで諦めずに戦い見事サヨナラ勝ちで侍JAPANが決勝進出を果たしましたね!
アカデミー開始時には最後まであきらめずにプレーをすることの大切さを伝えました。
最後までボールを追いかけることであったり、最後まで相手を追いかけることで掴めるチャンスは必ずあります。
どれだけ練習をしていてもミスは必ず起こります。
そのミスをした瞬間にどういったプレーをするのかの判断でチャンスにもピンチにも転がりますからね!
2015年ラグビーW杯の日本対南アフリカや、去年のサッカーW杯スペイン戦の三笘選手の「1mアシスト」のようにあきらめずにやり抜く姿勢を!
ラグビースキルも大切ですが、当たり前のことを当たり前にすることや、今できることを全力で取り組む姿勢の大切さも伝えてきました。
小学6年生や中学3年生は次のステージで、その他のアカデミー生は1つ学年が上がってもアカデミーで学んだことをラグビー以外の学校生活や私生活でも発揮してくれることを期待しております(^^)
少し長くなりましたが、今年度もお疲れさまでした!
そして、ありがとうございました!!
では本日のレポートです。
■3v2(タカレポート)
コールの色によってディフェンスの位置が変わるドリルです。
位置が変わっても3v2であることに変わりはありません。
スペースは変わります。
3v2であることを理解した上でスペースがどこにあるかを確認して攻めることができたらGoodです!
試合ではあらゆるディフェンスの位置がありますので今のうちにどんなディフェンスの位置があっても対応できるように練習しましょう!!
■ランダムアタック
先週までのカウンターアタックの延長で必ずアタックが数的有利な状況になるドリルです。
アタックとディフェンスの2列に分け、コーチがアタックの人数ディフェンスの人数をコールしてスタートします。
なので、直前まで自分がプレーに参加するのかはわかりません。
目的は「サポートプレイヤーを使ってトライをとること」です。
数的有利な状況ではあるので余裕のあるアタックではスペースにボールを運ぶことスキルも上達しましたね!
余裕のない状況とはどんな時か。
それは慌ててプレーに参加したりと、自分のペースではない状況です。
そうならないようにするためには、自分がどこに並んで前から何番目なのか、コールをされた時に自分はプレーをするのかの準備をすることです。
慌ててしまうと普段見えている景色も見えにくくなってしまいますからね。
余裕をもったプレーとは、どんな状況にも対応できる準備が必要です!
■ボールゲーム
週替わりのルール、アカデミー最後のボールゲームのルールは「2パスルール」です。
2月に採用していたルールなのでルールの理解はバッチリでしたね(^^)
ディフェンスが整わない状況で攻撃をした方がスペースがあるのでテンポは速い方がいいというのはどちらのクラスも共通でしたね!
テンポを上げてパスをするためにはサポートプレイヤーの動きが重要です。
先ほどのドリル同様、準備ができているアタックとできていないアタックでは勢いも違いますし、結果として準備ができているアタックの方が前進ができていました。
ただパスを回すのではなく、空いているスペースにボールを運ぶためにパスを回すといった目的があれば「ストレートラン」や「幅を広く」など、春からのスキルが活きてきます。
コミュニケーションの部分は、具体的なコールやボールキャリアをリードするようなコールもあったので継続されたアタックが見られました!
また、2パスをしないとトライができないのでボールキャリアを孤立させないような分厚いサポートも見られたのでとてもGoodでした!!
あらためまして、2022年度のアカデミーお疲れ様でした(^^)
本日の前橋クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→ダイナミックストレッチ
→アジリティ
2 3v2
3 ランダムアタック
4 ボールゲーム&タカとれ
5 振り返りの時間
W.K.S.P
田仲 一正