第38回W.K.S.Pアカデミー前橋クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、まっさんです!
先週の日曜日はカインズカップが行われましたね(^^)
試合に出場したアカデミー生も多く、みんな楽しそうに話をしてくれました!
まっさんも現地でみんなのプレーを観ていましたよ!
みんなが楽しそうに試合をしたり、チームメイトと話をする姿を見れて1人でニヤニヤしていました(^^)
またそれぞれチームのサポートをとして中学生も活躍していましたね!
みんなのサポートがあるからこそ開催できる大会なんだと、あらためて大人から子どもまでのワンチームを感じることができました。
さて3月に入って少し経ちますが、そろそろ中学3年生や小学6年生は卒業式を迎えますね。
残り少なくなった学校生活を存分に楽しんで下さい!
では本日のレポートです。
■幅を使おう3v2
先週の前橋クラスはカラフルなマーカーを使って3v2をしましたが、今日は番号順によるコールで3v2をしました。
幅を広く使うことのメリットとしてはボールを動かせる範囲が広くなることです。
ディフェンスからすると守りにくくなります。
そのメリットを活かすべく、キーポイントとしては「最短距離」と「ストレートラン」としました。
アカデミー生全員、目的とキーポイントを理解できていたようなので、いいアタックがたくさん見れました!
いいアタックをこのドリルで終わらせずに他のドリル、ボールゲームでも活かせるようにしたいですね!
■カウンターアタック
ボールを転がしてスタートをするドリル。
カウンターに多いシチュエーションを想定し、3v2、2v1とアタックが数的有利となります。
このドリルでの目的は「サポートプレイヤーを使ってトライをとる」ことです。
そのためにはまず、ボールを拾うプレイヤーとサポートプレイヤーの役割を明確にすることです。
みんながボールを追いかけてしまうと、ボールを持ったときにディフェンスがどこにいてどうやってスペースにボールを運んだらいいのかの判断が遅くなります。
ボールを拾う役割が決まれば、残りのプレイヤーはディフェンスの位置や空いているスペースを見つけボールキャリアにどうしてほしいのかを伝えること。
3v1や2v1の状況を作り出すことができれば、先ほどのタカのドリルが活かされサポートプレイヤーを使ってトライを演出できます。
サポートプレイヤーを使おうとするボールキャリア、ボールキャリアに使われようとするサポートプレイヤー。
それぞれの役割が明確になれば数的有利な状況で必ず有効な攻撃が可能となります!
■ボールゲーム
今月はまっさん考案のルールを週替わりに行っていまして、先週は「前パススール」で今週は「ラスト2タッチルール」でチャレンジです。
ラストタッチは1回タッチだけではターンオーバーにならず、続けて2回タッチをするというルール。
2回目までの間にパスが通れば、再度2タッチが必要になります。
ただし1回タッチをされているプレイヤーはトライがとれないので、必ず誰かにパスをしないとトライができません。
小学生クラスはパスの判断を多用するがあまりパスのエラーが増え攻撃権を失ってしまったり、グラバーキックを使い相手にカウンターを仕掛けられるといった場面が多くみられました。
アタックを継続することがルールが活かされトライに繋がるチャンスも増えてきます。
中学生クラスはスキルフルなパス回しが見られましたが、サポートプレイヤーが反応しきれずにエラーとなるシーンが多々見られました。
パスを投げる側、受ける側のコミュニケーションが取れてこそ有効なパス回しからトライが生まれます。
どちらのクラスも2タッチルールを活かしたボールキャリアの突破も見られたのでルールの理解からルールを活用したアタックもできていました。
来週のルールも楽しみにしてくださいね(^^)
【次回のW.K.S.Pアカデミー前橋クラス】
2023年3月14日(火)
場所:敷島緑地ラグビー場
小学生:17時10分〜18時30分
中学生:18時50分〜20時10分
本日の前橋クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→ダイナミックストレッチ
→ボール鬼ごっこ
2 幅を使おう3v2
3 カウンターアタック
4 ボールゲーム&タカトレ
5 振り返りの時間
W.K.S.P
田仲 一正