第33回W.K.S.Pアカデミー太田クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、まっさんです!
本日はタカコーチと一緒に太田市立旭小学校へ訪問し、5年生を対象に「耳が聞こえないこととデフラグビーについて」をテーマに人権講話を行いました。
子ども達は真剣に、時には笑いながら一生懸命タカの声を聴いていました。
「聞く」と「聴く」どちらも「きく」ですが、違いは分かりますか??
もし機会があればタカコーチに聞いてみてください(^^)
講話の最後は5年生みんなで手話歌を披露してくれました!
この日の為に一生懸命練習をしてくれたこと、そして全身を大きく使っての手話に感動し、こちらも一生懸命に耳と目と心で聴いていました。
ラグビーにおいてもコミュニケーションはとても重要です。
自分が発しているつもりでも相手に伝わっていなければ一方通行になってしまいます。
声のボリュームやタイミング1つで伝わりますし、他にも身振り手振りも立派なコミュニケーション方法です。
仲間とたくさんコミュニケーションをとって残り2ヶ月のアカデミーを楽しみましょう(^^)
では本日のレポートです。
■サポートドリル
左右どちらかのエリアを使って2v1(中学生は3v2)をします。
このドリルの目的は「サポートプレイヤーを使ってトライをとる」ことです。
どちらのエリアを使うかはアタック側が決めることができます。
ここで2人の判断がバラバラになってしまうと左右に分かれてしまい目的が達成されませんね。
まずは2人もしくは3人が同じエリアで攻撃できるように左右どちらかを伝えることが重要です。
攻撃したいエリアにアタックの人数が多い方が攻撃のオプションも増え、ディフェンスにプレッシャーを与えることができますね!
人を動かすために「右に行こう!」や「左に攻めよう!」といったコミュニケーションがキーポイントとなります。
どちらのクラスもキーポイントの理解も良く、ボールキャリアはサポートを使おうと、サポートプレイヤーはボールキャリアに活かされようと意欲的に取り組んでいました!
■ポイントより前へ!アタック(タカレポート)
Goの合図でディフェンス3名は特定の位置まで下がってからディフェンス開始します。
アタック4人は背中向けた状態でパス回しからのGoとなります。
目的は「ポイントよりも前に進む」ことです。
ディフェンスがボールキャリアをタッチするとポイントが発生するのでそれよりも前に前進できるようにするのがこのドリルの狙いです。
タッチされたら3秒以内にプレーするルールも導入しているのでよりスピーディなアタックが求められます。
ボールキャリア、ボールを持たない人、それぞれができることをしっかり果たすことでより前進することができます!
■ボールゲーム(みやっきーレポート)
寒い中でも汗をかいて息を弾ませて2分間のゲームを動きまくったのは「3秒ルール」のおかげです。
タッチされてから3秒以内にボールを動かすのは短かったようですが、それを長くする方法がありますよね。
3秒を長くするというよりも余裕を持たせるための方法なのですが、そもそもなぜ3秒過ぎるのかというとボールキャリアの孤立、サポートプレーヤーの反応が遅れるがほとんどです。
まずはチームトークでボールキャリアがパスではなくランを選択して最後のアタックでボールを動かすなど戦術を立てるのが一つ。
あとはサポートプレーヤーがボールキャリアをコントロールして自らがすぐにサポートできるようにすること。
こちらの方がゲームにおける判断としてはいいですね。
ボールキャリアはスペースに自由にアタックしてましたがなかなか予想できないこともあります。
なのでサポートプレーヤーがコントロールする。
そして自分がトライを演出するなどサポートプレーヤーならではのスキルを獲得して楽しんで欲しいと思います。
【次回のW.K.S.Pアカデミー太田クラス】
2023年2月2日(木)
場所:龍舞グラウンド
小学生:17時30分〜18時30分
中学生:18時50分〜19時50分
本日の太田クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→ダイナミックストレッチ
2 サポートドリル
3 ポイントより前へ!アタック
4 ボールゲーム&タカトレ
5 振り返りの時間
W.K.S.P
田仲 一正