第17回W.K.S.Pアカデミー太田クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、みやっきーです!
今日から日本ラグビーフットボール協会公認B級コーチ資格講習会というものが2日間のオンライン講習と2日間の対面式での実技が行われております。
本講習会にて僕はエデュケーター(講師)という立場で僭越ながら参加させてもらってます。
つまりコーチ資格を取得される方へのコーチみたいなものですね。
World Rugbyという世界のラグビー協会の国際競技連盟が作成したテキストを基に講習会は開催されます。
こちらを取得出来れば世界のコーチが同じ認識のもとにコーチングができるということです。→理屈で言えばですが笑笑
資格のレベルによって受講されるコーチの方がある程度カテゴリー分けされます。
今回のB級コーチ資格ではラグビースクールのコーチが多いです。
僕にとっては同じ目線のコーチの方ですので考え方やコーチング、チーム運営など学ぶことが多いですし刺激があります。
またラグビースクール特有の悩みや課題なんかも地域差があまりなくって日本ラグビー界における課題であると認識させられます。
資格講習会の講師として参加できるメリットは本当に貴重です。
伝えるということは事前の準備が大切ですし、準備したことを発揮してもうまく行くこともあれば行かないこともあります。
その時々での対応力も必要なので、自分を目一杯磨くことができます!笑笑
そして自分自身が講習会で伝えたことが自分は実践で出来ているのかという振り返りができます。
これは自分にとってなかなかのプレッシャーですが笑笑
今日から4日間、僕にとっても大きな成長の機会として頑張ります!
では本日のレポートです。
■L字1 v 1,2 v 1(まっさんレポート)
各マーカーによってディフェンスとの間合いやスペースが変わる1v1、そして2v1です。
1v1の時は自分でボールを運ぶ手段しかないので思い切りのよい突破ができていましたね!
2v1ではパスのオプションが増えるので、アタックが有利になることもあります。
ディフェンスとの間合いによっては、すぐにパスをしないといけない状況もありますが、パスをすることを先に考えてしまうと、スピードが減速してしまい、スローフォワードやパスミスの原因となってしまいます。
このドリルの目的は決められたラインを突破することです。
まずは1v1と同様にスペースに対して思い切ったアタックを仕掛けること。
そうすることでディフェンスにプレッシャーを与えることができ、パスというオプションが有効になります。
どのマーカーを回ればどこにスペースができるのかサポートプレイヤーも理解できていたので、ボールキャリアもサポートプレイヤーもスペースに走ることができており、決められたラインを突破する確率も高くなりましたね!
■ダブルタッチゲーム
先週はボールキャリアに対してサポートプレーヤーが1人、ディフェンスも1人でしたが本日はサポートプレーヤー、ディフェンス共に1人ずつ追加して計5人でプレーをしました。
ボールキャリアにとってディフェンスが増えるけどサポートプレーヤーが増えることはプラスなのかどうか。
検証するのが楽しみだったのですが思った以上にサポートプレーヤーが機能していて目的達成度が高かったので、中学生クラスではディフェンスにも目的意識を持ってもらい、攻防の質を上げました。
そうすると良い塩梅での目的達成度になったので良い振り返りが出来ました。
アカデミー生のプレーを見て今日は勉強できました。
■ボールゲーム
先週に続いてダブルタッチルールです。
すでに慣れたものでみんなボールを動かす意識や1 v 1で勝負する意識が高まっているので内容の濃い2分間を楽しめました。
小学生は新しく入った仲間もいてアカデミーのボールゲームに戸惑うこともあったでしょうが、周りが丁寧に説明やサポートをしてくれるので時間の経過とともに雰囲気やルールを理解して伸び伸びプレーができるようになっております。
ボールゲームは改めて身体能力だけでプレーするのではなく、頭を使って攻略する方法をチームトークで共有してプレーをしてくれると嬉しいですね(^^)
【次回のW.K.S.Pアカデミー太田クラス】
2022年9月15日(木)
場所:龍舞グラウンド
小学生:17時10分〜18時30分
中学生:18時50分〜20時10分
本日の太田クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→ダイナミックストレッチ
→リアクションゲーム
2 L字1 v 1,2 v 1
3 ダブルタッチゲーム
4 ボールゲーム&体幹
5 振り返りの時間
W.K.S.P
Takashi MIYAKE