第36回W.K.S.Pアカデミー(前橋クラス)レポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのメインコーチを務めます、みやっきーです!
明日は関東平野部でも雪マークがついている天気予報で、そのせいなのか本日は低い気温に群馬の風がもれなく付いてきての開催となりましたね。
低い気温と強風というなかなかのセットでしたが、一回り新たにタフになれたのかなとポジティブに、そしてハッピーに捉えましょう!
さて、本日よりディフェンスのドリルをステップアップさせて、組織的なラインディフェンスを行いました。
個人のタックルテクニックは意識できてきましたので、それをさらに動きのある中で、かつ組織的に活用できるのかも含めて行いました。
組織となると、そこにはキーポイント以外にシステム的なことが決め事として存在してきます。
しかしアカデミーでは当初より活動の理念として伝えておりますが、チーム活動ではございません。
それなのでシステム的なアドバイスは基本的に、それぞれが所属しているチームを尊重して欲しいと思ってます。
ただし、どこのチームも共通して必要なスキルやテクニックに対するキーポイントはこのアカデミーで強調して押さえておき、基本プレーの土台として尊重していきます。
例えば本日行ったラインディフェンスの共通して必要なキーポイントをアカデミー生に挙げてもらいました。
・声を出すこと
・早くセット(ポジショニング)すること
・ノミネートすること
・どのポジションにセットするのかを明確にすること
などが挙がりました。
この中で「ポジショニングを明確にして早くセットすること」とまとめてみました。
そしてそれを行うために、早めにコミュニケーションをとることを付け加えてラインディフェンスをやりました。
キーポイントが明確なので、成功も上手くいかないこともそのキーポイントに沿っての評価がしやすいですね。
そしてさらにそのキーポイントを掘り下げて考えてみました。
「では早くポジショニングするために、内側から人数を揃えたほうがいいか、外側から揃えたほうがいいのかどうでしょう?」という質問をしました。
するとここでは意見が割れました。
そうなんです、これはシステム的なことなので必ずしも正解は一つとは限りません。
むしろ複数あるからこそ、チームとしてのカラーが生まれてきます。
そしてそのシステム的なアドバイスは、基本的には行いません。
先入観が入ったり、それぞれが所属しているチームと違った場合のアカデミー生の混乱を避けるためです。
だからシステム的な部分は、練習の中でアカデミー生同士で考えて作り出して欲しいと思います。
またシステムに則った戦術をボールゲームでのチームトークで話してもらいたいと思います。
いずれにせよ、春から取り組んできたアカデミー生の成長が頼もしく思いますので、まだまだ頑張っていきましょう!
本日の前橋クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→手つなぎ鬼
→ミラードリル
→ダイナミックストレッチ
2 SAQ
3 ディフェンスドリル
4 ボールゲーム&体幹トレーニング
5 振り返りの時間
W.K.S.P
Takashi MIYAKE