第33回W.K.S.Pアカデミー太田クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、みやっきーです!
今週は2月最後のアカデミーとなります。
公式LINEでもお伝えしておりますが、3月より2021年度新規のお申し込みを開始致しますので、現在ご登録されていらっしゃるアカデミー生で来年度も継続をご希望の方はお早めのご登録をお勧め致します。
今年度よりW.K.S.Pアカデミーではスキルを担当してくれているまっさんやタカにもレポートをお願いしております。
その理由は僕が楽をしたいからです。笑笑
というのは1割くらいで、本当の理由は2人がどんなことを考えて準備して、そして実際のコーチングをしてみての振り返りを知りたいからです。
ラグビーは多様性のスポーツともよく言われ、それは選手それぞれの個性が一つの代表として挙げられます。
しかし選手だけではなく、コーチにも多様性が求められます。
アカデミーではあまり見せませんが、SECOMという社会人チームのコーチをしているみやっきーはめちゃくちゃ怖いと良く選手に言われます。笑笑
でも他のコーチがやんわりと相談役というかケアをしてくれているので厳しさと優しさのバランスを1人のコーチで行うのではなく、コーチ同士がチームとなって行ってます。
アカデミーでも僕が3人いてもおそらくつまらないです。
なぜなら3人ともテンション高くて鬱陶しく(うっとおしく)なるからです。笑笑
僕にない個性をまっさんとタカがコーチングで発揮してくれているからこそ、アカデミーはいろんな刺激を提供出来ております。
これはW.K.S.Pアカデミーを長く続けて行くためには必要な要素です。
個性だけを尊重するのではなく、その個性はどういう個性なのかを知るためにまっさんとタカにもレポートを書いてもらい、またこうして僕が書いているレポートを見てもらうことで僕の想いを知ってもらう狙いがレポートにあります。
そういう裏側の想いを知ってアカデミー生や保護者の皆さんにもレポートを楽しんで頂けると嬉しいです。
では本日のレポートです。
■鳥カゴ(タカレポート)
4人の外プレーヤーに2人の鬼プレーヤーが中にいます。
ボールを持った外プレーヤーは鬼にパスカットもしくはタッチされないように残りの外プレーヤーと協力しながらパスを回していきます!
しかしパスができるコースは3つと限定されています。
仲間からボールをもらった瞬間は1つか2つしかパスコースがありません。
しかし残りの外プレーヤーが動くことでパスコースが最大の3つになり、鬼から2つのパスコースを封じられたとしても残りのパスコースで活路を見出せます!
誰かボールを持っても常にパスコースが3つになるように動き、助け合いましょう!!
■4 v 3(まっさんレポート)
アタック4人ディフェンス3人のミニゲームを行いました。
2回タッチをすればディフェンスの勝ちとなります。ただし、1回目のタッチをしたプレイヤーはコートから出なくてはなりません。
アタックは、タッチをされたプレイヤーはトライラックからダブルアクションもしくはボールリリース、2人目はランもしくはパスが選択でき、キックもありです。
つまりはアタックプレイヤー全員に前進ができる攻撃オプションがあります。
このドリルの目的は「スペースにボールを運ぶ」ことです。
アタックの人数を多くしているので、必ずどこかにスペースがあります。
目的を達成するためには「前を見る」そして「コミュニケーション」の2つがキーポイントです。
ディフェンスの状況からどんな攻撃でスペースにボールを運ぶのかを判断して目的を達成していきましょう!
■ボールゲーム
先週同様にボールキャリアはディフェンスにタッチされたらトライラックではなく立った状態でボールを継続をする「キックアウト」ルールを採用しました。
でもついつい癖でトライラックをしてしまうシーンがしばしば見られました。
決して否定される癖ではなく、むしろラグビー的にはとても良いことです。
あえてトライラックせず立った状態でプレーを継続するルールを採用したかと言いますと、率直に対応力を育むためであります。
大きな理由はありません。笑笑
あの手この手を使ってルールや条件を変えてますが、どんな状況でも目的を見失わないことをボールゲームでは期待しております。
【次回のW.K.S.Pアカデミー太田クラス】
日時:2020年3月4日(木)
場所:尾島公園グラウンド
小学生:17時30分〜18時30分
中学生:18時50分〜19時50分
※時間は施設の利用状況によって変わります。
本日の太田クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→ダイナミックストレッチ
→鳥カゴ
2 4 v 3
3 ボールゲーム&タカトレ
4 振り返りの時間
W.K.S.P
Takashi MIYAKE