第21回W.K.S.Pアカデミー太田クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、まっさんです!
10月に入り数日は半袖でも汗ばむ陽気でしたが、昨日今日と長袖でも寒く感じるくらい一気に気温が下がりました。
体が冷えると筋肉が縮こまってしまい、動きが硬くなり怪我のリスクも高くなります。
アカデミーでも気温の変化に伴い、上着を着るなどを推奨しておりますが、着る着ないの判断はアカデミー生にお任せしております。
ただし、持ってきていることが大前提です!
ラグビーと同じように、判断材料は多い方がいいですよ(^^)
まだ先かもしれませんが、冬に備えてニット帽や手袋、ネックウォーマーも防寒対策の1つです。
いろいろな準備をして、アカデミーを楽しんでくださいね!
では、本日のレポートです。
■インゴールバックを狙えアタック!1 v 1(みやっきーレポート)
先週に引き続き「ディフェンスがスペースを埋めに来る前に1 v 1の勝負をする」を目的に1人目のボールキャリアはトップスピードで前進を、2人目のサポートプレーヤーはフラットでボールをもらうことをキーポイントとしました。
小学生中学生ともに段階的にプレッシャーの強度を高めていくことで余裕のあった1 v 1が段々余裕がない状態に。
つまりスペースを埋めまられる前の1 v 1は勝負がしやすいけれど、埋めまれてしまうとしにくい(窮屈)な 状態を経験できましたね。
さらにいうとスペースを埋められるとはすなわちプレッシャーがかかるわけで、今まで通っていたパスが通らなくなってくることもしばしば。
フラットにパスをする、もらうとわかっていてもプレッシャーの前には100%ではないことも経験できました。
だからこそスペースがある状態をすぐに認識して攻めるというのは大切で、前進のチャンスだと言うことです。
頭でしっかり理解してくれたので満足のいくスキルとなりました(^^)
■インゴールバックを狙えアタック!ミニボールゲーム版(タカレポート)
これはボールゲームに近いドリルです。
「ディフェンスより1人多くアタックすること」を目的としました。
ラグビーにおいては質的有利と数的有利の2種類によってラインブレイクできると言われています。
このドリルは数的有利ができるように組んであります。
1人のプレーヤーの動き次第で2v1の状況になるはずだったが1v1になってしまうこともあります。
逆にいえば1v1を2v1にすることもできると言えます。
そのためにはコミュニケーションですね。
例えばハーフに対して「右に持ち出せ」や「左にパス」のようにどんなアタックをしたいかの情報を伝えることが肝要です。
聞いたハーフは数的有利な状況にするべく判断しやすくなります。
ドリルの終盤では戦略的なアタックが見られて見てる側も面白かったです!!
■ボールゲーム
先週と同じインゴールバックのルールで行いました。
攻撃を継続すればディフェンスが下がり、必ずスペースが生まれます。
球出しとなるプレイヤーが持ち出して数的有利な状況を作ったり、ディフェンスが戻ってくる前に目の前のスペースを前進したりと、みやっきーやタカのドリルでやってきたことがそのまま活かされたシーンが多く見られました。
球出しに時間がかかりすぎてしまうとディフェンスが戻りスペースを埋められてしまうので、攻撃のテンポも早くなりました。
テンポを上げることはスペースがあるのでアタックが有利にボールを運ぶことができる反面、急ぎすぎてパスのエラーが起こりやすくなることがデメリットになります。
逆にテンポを下げることでパスが通りやすくなりますが、ディフェンスにスペースを埋められプレッシャーとなりミスが起こりやすい状況になります。
どちらかといえば前者の方が前進できるチャンスがあり、結果トライに結びつく攻撃が可能となりますね!
プレッシャーのかかる場面でも正確なプレーができるように、今後のアカデミーでたくさん成長していこうね(^^)
【次回のW.K.S.Pアカデミー太田クラス】
2022年10月13日(木)
場所:龍舞グラウンド
小学生:17時10分〜18時30分
中学生:18時50分〜20時10分
本日の太田クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→ダイナミックストレッチ
→記憶反応ゲーム
2 インゴールバックを狙えアタック!1v1
3 インゴールバックを狙えアタック!ミニボールゲーム版
4 ボールゲーム&タカトレ
5 振り返りの時間
W.K.S.P
田仲 一正