第37回W.K.S.Pアカデミー(前橋クラス)レポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのメインコーチを務めます、みやっきーです!
残りが何事もなければ5回となり、いよいよ今年度のアカデミーも本格的にカウントダウンを迎えるようになりました。
小・中学生共に冒頭では1つ1つのプレーを大切にしよう、いや、一瞬一瞬を大切にしようと話をして練習をスタートさせました。
そういう目でコーチングしていた僕が過剰な意識をしていたのかはわかりませんが、中学生は少し意識の低下がいつもと比べても現れていましたね。
みんなすごくプレーが上達しております。
その反面、派手なプレーや難しいプレーを選択してしまっての無責任なミスが起きやすくなります。
上手くなる=派手なプレーができるというわけではありません。
派手なプレーは雑になり、難しいプレーは無謀であることを理解しましたか?
1流のプレーヤーは基本スキルがとても丁寧で、ラグビーに取り組む姿勢が真面目な人であることが僕の定義です。
そういった土台の元に、いろんなプレーを引き出すことができますし、それらは全て自分が好き勝手やるプレーではなく、仲間のため、そしてチームのために選択されたプレーであるということを忘れてはいけません。
もう一度言いますが、みなさん本当にレベルが上がって目に見える上手さを手に入れています。
だからこそ、目の前の小さなことにもっと確実に取り組んでほしいし、チームスポーツであるという認識を強く持ってくださいね。
そういう意味では先週から取り入れたラインディフェンスは、自分が好きなようにしていては組織が崩壊します。
誰がどういうふうにタイミングを合わせて、相手に組織的なプレッシャーを与えるのかがキーになってきます。
はじめは説明だけで行うと、ラインが揃わずバラバラでしたが、少しラインを整える工夫をすると一気にディフェンスラインが揃って前に出ることができました。
特別なことは何もなく、意識の持って行きかた取り組む姿勢を少しでいいから前向きにするだけで大きな変化がプレーに現れます。
これらをボールゲームに活かしていかなければただの練習で終わってしまいますが、小学生はまだ直結するところまではいけませんでしたね。
中学生もアタック側がチャンスをたくさん作っていたので、なかなかディフェンスで組織的な動きは見ることはできませんでしたが、プレー中の指示や役割を声に出して明確にしていたのは流石だなと思いました。
残りが4回となりましたが、できるだけ実践的な学びができるように頑張って行きましょう!
本日の前橋クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→手つなぎ鬼
→ミラードリル
→ダイナミックストレッチ
2 SAQ
3 ラインディフェンステクニック
4 ボールゲーム&体幹トレーニング
5 振り返りの時間
W.K.S.P
Takashi MIYAKE