第9回W.K.S.Pアカデミー太田クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、みやっきーです!
今週よりW.K.S.Pアカデミーでは引き続きコロナ対策をしつつ、これからの季節で最も気をつけなければならない熱中症対策に関する意識の向上も行なってまいります。
大きな点で言えばアカデミー開催中はマスクを外すことを推奨いたします。
詳細は6月9日の「第9回W.K.S.Pアカデミー高崎・前橋クラスレポート」の冒頭で記載しておりますのでぜひご覧ください。
本日はタカの取材でカメラクルーがアカデミー中も撮影しており、皆様には多大なるご協力を頂いたことを心から感謝申し上げます。
テレビ映るかなってドキドキしてる人も多いかと思いますが、また放送日が決まりましたらご連絡差し上げますね!
さらに今日はジャパンラグビートップリーグの強豪チームの一つであるリコーブラックラムズで普及担当されているスタッフ2名の方がアカデミーの見学に来られました。
良いものはたくさんシェア出来るといいですね。
そしてお互いが刺激し合ってアカデミー活動が日本ラグビーの礎になることを期待したいです。
では、本日のレポートです。
■1列からの3 v 2(タカレポート)
先週はDFの位置を1列に並べていましたが、今週からはジグザグ風に並べました。
そのことによりギャップができます。
ギャップが埋まる前に何かできるか?
リアクションですね。
小学生はリアクションの早さによって勝敗がつくように感じられました。
その一方で中学生はアタックに迷いがあるかのように読み取れました。
迷いのあるアタックはランスピードが緩やかになりディフェンスにとっては脅威を感じません。
なのでせっかくの3対2の数的有利な状況を活かすことができません。
脅威を感じるアタックってどんなのだろう。
プレッシャー(ランスピード)のあるアタックです。
ランスピードが早いとプレッシャーのあるアタックとなります。
リアクションスピードもランスピードもあるとトライに結びつけやすくなりますよ!
■スペースアタックレース(まっさんレポート)
今日はコーチが人数を指定し、その人数でレースをするといったアレンジを加えました。
スペースも前回同様で1つ目は狭いスペース、2つ目はワイドのスペースにボールを運びます。
直前まで人数が分からないので、待っている間に自分が何番目かを把握しておけば焦らずにプレーができますね。
そして、人数によってスペースの使い方や、仲間との距離をどうすればスムーズにボールが運べるかが勝負の決め手となります。
人数が少ないときはポジショニングもコミュニケーションも上手くできていました。
人数が多ければそれだけ役割が多く、より具体的なコミュニケーションが要求されます。
要所要所で具体的なコミュニケーションがあり、際どい判定になるレース展開がどちらのクラスにも見られました!
■ボールゲーム
本日のボールゲームは小学生クラスはボールがよく動いて、中学生クラスはボールキャリアの勢いや思い切りが良かった印象でした。
それぞれの特徴が活かされてトライが生まれる場面も多々ある反面、例えば小学生のボールが良く動く裏側にはもったいないパスミスがあったり、中学生は外にいる仲間がスペースある位置にいるにも関わらず強引に突破しようとしてディフェンスに阻まれることも少なくはありませんでした。
パスミスもディフェンスに阻まれることも好んでやっている人はもちろんいないのですが、選択肢が一つだとミスは起きやすくなりますし相手にも読まれやすくなります。
必ず選択肢は複数持つことが大事です。
加えて複数の選択肢の中身は皆さんのスキルレベルにあったものを活用することをオススメ致します。
【次回のW.K.S.Pアカデミー太田クラス】
2021年6月17日(木)
場所:尾島公園グラウンド
小学生:17時10分〜18時30分
中学生:18時40分〜20時00分
※施設利用が午後8時までのため
本日の太田クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→ボール送りリレー
→ダイナミックストレッチ
2 1列からの 3 v 2
3 スペースアタックレース
4 ボールゲーム&タカトレ
5 振り返りの時間
W.K.S.P
Takashi MIYAKE