第27回W.K.S.Pアカデミー太田クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、まっさんです!
1都3県に加え7つの府県への緊急事態宣言の発出や、群馬県内の「社会経済活動再開に向けたガイドライン」の警戒度が以前4を示しているため、群馬県内のラグビースクールやクラブも12月以降活動をストップしているところが多いですね。
各チームそれぞれの判断は慎重なものであり、尊重されるべきですのでチーム活動が1日でも早く再開されることをただただ願っております。
そんな中、アカデミーはチーム活動とは違ってラグビー特有の接触プレーやマスクを外さなければどうしようもない練習プログラムを元々しているわけではありませんので、マスクを着用して瞬間的ですらなるべく抑えたプログラムで運営しております。
この形が一つのモデルとして参考になるのであればどんどん発信していきたいと思います。
これはアカデミー生の協力や保護者の方のご理解あっての活動であることに改めて感謝申し上げます。
そしてアカデミー生はチームの活動が制限されているからこそW.K.S.Pアカデミーを存分に活用して、週1回ではございますが十分な運動の確保と1プレー1プレーをチャレンジする前向きな気持ちを育んで、チーム活動が再開したときに全力でチームのためにプレーができる準備をして下さい。
さて、先週の太田クラスは群馬の冬を感じさせてくれるくらいの強風でしたが、本日は小中学生の中にも半袖短パンの生徒もいるくらい寒さが和らぎました。
天気予報では、ここ数日は気温の変化がジェットコースターみたいに温度差が激しいとの事なので体調管理にはじゅうぶんに注意していきましょうね。
では、本日のレポートです。
■SAQリレー(タカレポート)
SAQの意味は以下の通りです。
S=スピード (前方への重心移動の速さ)
A=アジリティ (運動時に身体をコントロールする能力)
Q=クイックネス (刺激に反応し速く動きだす能力)
20mの間に、切り返しやサイドステップ、バック走、ダウンアップなど色んな動作を入れ、リレー形式というウォーミングアップです。
動作の移り変わりがスムーズになるようにするのか狙いです。
普段の練習でもこのようなトレーニングはなかなかないと思いますので自主トレとして取り入れてみてね。
■チーム鬼ごっこ
カラーフープで作られた四角形の辺を使い、5人がチームとなり鬼から逃げるというメニューです。
ただし逃げる側は四角形の辺だけです。
鬼は自由に追いかけることができますが、フープに入っている人に鬼はタッチをすることができません。
しかしカラーフープは4つ、逃げる人数は5人なので誰か1人はフープに入ることはできないので鬼はその人を狙ってタッチをしにいきます。
このドリルの目的は「予測」をすることです。
鬼が追いかけてきたらこっちに逃げる、逃げた先のフープを空けておく仲間の予測。
次から次へと状況が変わる中、仲間とどう連携をすれば鬼から上手く逃げれるでしょうか。
また鬼はただただ追いかけるのではなく逃げる道は決まっているので、こちらも「予測」をして狙いを定めてタッチしにいこう。
■ボールゲーム
今週のボールゲームは、ラストタッチではボールキャリアに対して2回タッチをしなくてはならないというルールを設けました。
また1回タッチをされているプレイヤーはトライができず、タッチがゼロのプレイヤーにパスをしてトライをとることもルールです。
1回タッチをされても仲間にパスをすれば、そのプレイヤーはゼロに戻ります。
つまりラストタッチは2回タッチをされない限りアタックを継続することができます。
そのためには仲間のサポートが重要になってきます。
パスをすれば、またそのプレイヤーに2回タッチをしなくてはなりません。
しかしパスを回しているだけではトライがとれないので前進することも必要ですね。
またディフェンス側はどのようにしてラストタッチをすればトライを阻止できるかの駆け引きをこのボールゲームで楽しみましょう!
【次回のW.K.S.Pアカデミー太田クラス】
日時:2021年1月21日(木)
場所:尾島公園グラウンド
小学生:17時30分~18時30分
中学生:18時50分~19時50分
※時間は施設の利用状況によって変わります。
本日の太田クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→ダイナミックストレッチ
→SAQリレー
2 チーム鬼ごっこ
3 ボールゲーム&タカトレ
4 振り返りの時間
W.K.S.P
田仲 一正